胆大小心録 その7 | むかしのはなし

胆大小心録 その7



京での仮住まいも十五年になる。
ここで独り言をしているが、大昔の事は置いておいて、
ここ千年以前からの京の都にも時代によって盛衰がある。

(平安京は)平城京の造りに倣って内裏と朝堂院(政庁)が並んでいる。
帝宮の門を出て、南に向かっている朱雀大路という道は、幅が十八丈あるという事だ。
宮中の天皇の通り道は八丈で、小道は四丈あるらしい。
なんとまあ十八丈のところは向かい側が霞んで見えた事だろう。



短くて簡単でした。
ラッキーポイントですな。

ちなみに一丈は約3.3メートルです。
つまり宮中の道は約26mで小道は約13mという事ですね。
朱雀大路は十八丈とありますが、
これは秋成のミスで、実際は二十八丈。約92mという事です。