赤ちゃんの睡眠のサイクルは、大人とはちょっと違って、せいぜい一時間ぐらいで繰り返される。
そのうち半分の30分は眼球を動かしながら眠っている。
つまり、全睡眠量の50パーセントが逆説睡眠なのである。
乳幼児には、なぜこんなに逆説睡眠が多いのだろうか。
人間の成長ホルモンというのは、昼間起きているときにはほとんど分泌されない。
ホルモンの分泌がさかんになるのは、夜、眠っているときである。
その中でも、逆説睡眠時にはとりわけ多くなる。
成長ホルモンは成長するにつれて分泌が少なくなり、成人に達すると微量になってしまうが、これは逆説睡眠が占める割合がどんどん低くなってくるためである。
ちなみに、乳幼児から小学生までの逆説睡眠の割合は、1歳児で40パーセント、4歳児で30パーセント、7歳児で25パーセントである。
