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私の場合、好きなことが仕事になった。
寝る暇がなくても、休みがとれなくても
全然平気である。
いつも充実感があった。

しかし、毎日晴れの日ばかりではない。
仕事そのものに辛さはなかったが、
得意先のパワハラとセクハラには参った。

ある時、あまりに理不尽な扱いに
腹がたって仕方なかった。
帰り道、ある時は「糞食らえ!」と
1人で罵詈雑言を吐きながら
ある時は悔しくて泣きながら歩いたことも
数知れない。

私は感情が顔にもろに出ると思っていたが
家族に聞くとそれは全く違っていた。
私は顔に出てなかったのか。

だからか、相手は遠慮せずに
会うたびに言ってくるのは。
合点がいった。

しかし、私も経験を積んだからか
もう面倒臭くなったのか、
腹のなかでは腹わたが煮えくり返っていても
別なことを考えるコツができた。

何を言われても
我慢すれば金になる。
反論せずに黙って聞いていれば
このまま仕事は来る。
仕事は実力ではない。
こういうことも含めて仕事なのだ。
感情に任せて言いたいことを言えば
私は間違いなく干されるだろう。
いくら正論だとしても
出入り禁止になるかもしれない。

そもそも仕事は理不尽なことが多いものだ。

仕事自体には魅力があるので
みすみすチャンスを捨てることはない。
長く仕事をしていてずるさも大事だ。
それでいい。
ほんのちょっとの我慢なのだ。
24時間言われ続けるわけでもない。

我慢すれば金だ。
札束だと思えば
笑顔にだってなれる。