久しぶりに快晴が続く新潟です晴れ

 

毎年3月は入れ替わりの時期です。

新しく入会する生徒さんもあり、卒業していく生徒さんもあり。

 

ウチの教室では、卒業していく生徒さんは、学校卒業やコース終了の節目の方が多いので、5~10年の英語学習とともに成長の過程にもお付き合いさせて頂くことが多いです。5年後のお子さんの姿と言うのは、出会った頃の幼少期とほぼ別人と言っても過言ではないです。面影は有っても、顔つきから立ち居振る舞いまで、別人。

 

皆さん、それぞれ本当にびっくりするぐらい様々なことがあって、その断片を、ある時は日本語で、ある時は英語で聞きながら、私たちは見守ります。応援したり、一緒に喜んだり、一緒に憤ったり、どきどきしながら、ただただ見守ります。どんな経験も、それぞれのお子さんの力になって、ぐんぐん成長していきます。

 

背の丈もどんどん大きくなって、しっかりした顔つきになって、小さな時はニコニコしていただけなのに、悩めるお顔つきになっていたり、心細くて泣きがちだった子の、大人びた表情に自信が見えていたり。

 

そんなお子さんたちを何年も毎週見守り、その時の英語力と成長を考えて、必要な調整をしていきます。例えば、英語に自信が無くて、ちゃんと出来ているけど不安になりがちなお子さんだったら、一歩立ち止まって自信がついてから先に進めませんか?とお話します。自信がついた時の子供は鬼に金棒ですから、どんどん進むよりもその方が後の成長が大きい場合は多々あります。

 

一方、英語が大好きで、お家でもどんどん学習してしまって英検級もどんどん上げてしまった波に乗ってるお子さんには、飛び級のチャレンジもお薦めします。どんどん学びたい気持ちは止める必要はありません。アメリカでは公立校でも飛び級はふつうのことです。同様に、中学に入り、英語学習量が増え、英語力が現在のレベルに見合わなくなったお子さんにも飛び級をお薦めすることがあります。

 

私たちが「子ども専門の英語教室」である理由は、お子さんの成長に合わせて、そういった様々な調整を柔軟に随時加えていくためです。

 

「テストで判断すればいい」と思われるかもしれません。

でも、テストの日に体調が悪かったら?学校で嫌なことがあった後だったら?

大人の都合にちょうどよく合せられる程、子供は完成していません真顔

 

「子ども専門」なら、子どもファーストで調整できます。

 

同様に、子どもが「辞めたい、やりたい習い事が他にある!」と言ったら、「良かったね。頑張って!」と送り出します。決してお引止めはしません。今年度のノルマがとか、営業収益がとか、社員の給料がとか、当たり前だけど私たちは気にしなくて良いし、そんな大人の損得で子供たちの中でせっかく芽生えた意志アップの邪魔をしてはいけないはず。

 

もちろん、保護者の方々には、お子さんの将来に対しての不安や葛藤がたくさんあると思います。それでも敢えて、私は「おめでとうございます」と伝えたい。

 

「小さかったあの子たちが、成長して、少し大人びた顔で自分の意志で自分の道を切り開こうとする瞬間に立ち会わせて頂いて、本当にありがとうございます」という気持ちで、今年の卒業生たちと保護者の方々も見送ります。

 

卒業おめでとうございます桜