珍しく晴れ間の見える新潟です。
来年度のスケジューリングの季節です
来年度、入学する子、スポーツ団体に所属する子、新たな習い事を始める子などなど、生活が激変するかもしれない要素を抱えた子供たちを、あれこれ組みなおして、あーでもないこーでもないとスケジューリングするというミッション・インポッシブルに悩む季節がやってきました。
非定期で英検は私が教えますが、基本レッスンはライアン先生が全員に教えますから、最終解はひとつしか無いので、結構悩みます。これ、もう一人先生雇ったら楽だよねー、と思いはするけど、そういう安易な案は現実的では無い理由があります。
まず、
①良い人材に出くわすとは限らない
やる気が毎日持続できて、誠実で、忍耐強く、教え方が上手くて、遅刻しない、地震があってもすぐ飛ばない、しかも英語ネイティブの人を簡単に見つけられたら、宝くじに当たるくらいラッキーだと思うし、被雇用者にそこまで期待するのも酷だと思う。
ライアン先生が、東京の大手英語学校で管理職だった頃ですら、先生探しは至難の業だったのに、地方都市で簡単に見つかる訳ないんじゃないか。自分で教室経営してる人は、意義を感じてヤル気は持続しているでしょうが、雇えないですしね。
②外国人先生が帰っちゃう
当然だけど、国に帰っちゃう人が多い。当然の権利だから、帰らないでって方がおかしい。
それは分かるし、短期で働いてくれてもいいんだけど、ただでさえ意思疎通の難しい外国人と子供の間で、やっと信頼関係を築いたと思ったら、また新しい先生と一からやり直し?それは、雇用主としても親としても、ちょっとね。
③たまに犯罪予備軍が居る
これはもう、教育サービスとしてはしょうがないのかもしれない。ライアン先生が、東京の英語学校で先生同士のおしゃべり中にギョっとする内容を耳にして、辞めてもらったこともありました。表向き、若くて真面目そうなイケメンだったそうで、好印象。人は第一印象では分かりませんね。
④英語圏ネイティブの先生の時給はすごく高い
これを言ったらしょうがないけど、人件費増で月謝を上げなければいけない。
地域の子供たちの英語力を上げるためには、低価格で持続できる教育を提供することをモットーに今までやってきたので、そこに踏み切るのは残念。
で、最終的に一番大事なのが、
⑤日本人文化を尊重して妥協できる人と働きたい
これに尽きるかも。日本に住む外国人に限らず、海外に住む日本人でも、裏で現地文化を否定する人は結構多い。客観的を通り過ぎちゃって否定的に日本を見る人とは申し訳ないが一緒に働けない。日本人文化を尊重出来なくて、とつぜん授業中にキレる外国人の先生って意外と居る。もしくは諦めちゃう先生。もういいや、って。諦めと妥協は違うのよ。諦めは、生徒に対してそれっきりだけど、妥協は生徒にチャンスをいっぱいあげること。
とかを踏まえて、教える意欲があって、キラキラしてて、10年、いや3年でも教えてくれる先生が居たらウチの教室に来てくれないかしらー、とか妄想してますけど、そんな人が居たら自分の教室開いてるか。。。
さて、スケジューリング作業に戻ろう
良い午後をお過ごしください