『算数と国語を同時に伸ばす方法』
宮本哲也
小学館 2014年
率直に、子どもが無理なく楽しみながら取り組める内容だなと思いますが何故か購入に至りません。
今回書籍を初めて読んでみて、算数と国語は決して別物ではない、算数も所詮国語力という部分は非常に納得できます。
算数も結局は問題の意味を理解できているか、何を問われているのかが分からなければ答えを導くことはできないし、子どもの勉強を見ていても、解き方が分からないのでなく問題の趣旨を理解できていないことが多々あるからです。
そこから考案されたドリルをこなすことで、どこまで算数と国語が伸ばせるのかは分かりませんが、アプローチの仕方は様々で色々な方法があってよいと思うことが、ドリルを試していない理由だと思います。
後半に、高校中退後東大を目指しての猛勉強や不合格からの浪人生活、またそんな息子を見守る親とのやり取りなどが書かれています。このままだと何の変哲もない人生を歩むだろう、という考えから「あっちの世界」に行ってみようと猛勉強を開始するきっかけとなったのも親、高校を中退し引きこもりのような生活を容認し今の自分があるのも親のおかげ。親に尽きぬ程感謝しつつ、人生を自分で考え自分で切り拓く生き方は、解き方を一切教えない宮本算数教室の原点なのだろうと思います。
