木更津市畑沢に通称「切れたナイフ」という男がいたのを、みんな知ってるだろうか?

普段は、おとなしく面白い奴(いいの?でお馴染み)なのだが、酒が入ると一変!人が変わってしまうのだ。

酒乱もいいとこ。その武勇伝は数え切れないほどある。

その名に相応しく「切れたナイフ」のように鋭い眼光とモッチリした身体で暴れてしまうのだ。

場所が木更津の魚民だった時には最悪である。

辺りの客・店員お構いなしにメンチ切ってケンカを売るのだ。

しかし、この先が普通とは違うところだ。

大抵の人間は関わるまいとするのだが、相手も酔っ払いだった場合(もちろん居酒屋なので酔った人がほとんど)、当然ケンカになるのだが、彼の場合「切れたナイフ」状態に変身する時には、いつもベロンベロンなので結果は黒星ばかりなのである。

対、人間だった場合そこで変身は解け帰宅となるだが、ある日(噂だが)対、自分の車ってのがあったらしい。

いつものように、いいペースで酒を煽(あお)った彼は、突然駐車場に置いてあった自分の車の上にズカズカ登り始めジャンプし始めたらしい。いったい何を考えているのだろう。

余りにも呆れた行動に周囲にいた仲間達は、唖然として掛ける言葉がなかったらしい。

無理もない。。。20代後半に差しかかった大人が酔った勢いで自分の車をボコボコにする、聞いたことないでしょう。

ちょうどその頃くらいだろうか。

浴びる様には酒を飲まなくなったみたいで「変身した話」はピタッと聞かなくなり、今では「錆びたナイフ」なんていう奴もいるらしい。


おあとがよろしいようで。