そもそもグローバル人材って誰のことを言っているの、っていう素朴な疑問。~真のグローバル人材とは① | 西新宿から海外事業をやっている代表のブログ

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世間では、『グローバル人材』という言葉が一人歩きをし始めていて。
個人的には、自分の今の仕事に凄く近い所だとは思うのですが。
どーも、実はこの言葉の曖昧さが気になっています。


一応いかにも一般的そうな定義を先に上げてしまうと、


・主に英語を中心とした外国語を話せる事
・異文化間の文化を受け入れられる能力がある事(≒海外に住んだ事がある)


といった辺りがそれに該当するのだと思います。
でも上記の二つが備わっていたとして、国際的に活躍出来る人なのか。
まぁ限りなくNoに近いと思います。
はっきり行ってしまえば、上記は国際交流的なものが好きな人。
そんな素養があったとしても仕事が出来るかどうかとは全く関係無いのは想像に難くないと思います。

じゃあどんな人がグローバル人材なのか。
というか、グローバル人材の定義自体を『母国以外でもビジネスパーソンとして活躍出来る人』とまずはしてしまいます。

そうした場合、


①言語は当然として、それ以上に卓越したコミュニケーション能力がある
②世界的に見ても標準以上に“出来る”レベルのビジネススキルを持つ
③国際市場の最新動向に精通している
④(人種差別を含めて)文化間、民族間に確かな"壁"が存在する事を肌感覚で理解している
⑤目的の為にあらゆる手段を生み出す柔軟性を持っている


ぐらいが伴っていないと、とてもグローバル人材と呼べるレベルには至っていないと思います。
何故なら現状の日本における『グローバル人材』は今後の国際化を担う人材、
つまるところnearly equalで『海外開拓要員』だからです。
全く異国の地で新たなビジネスを創り上げていかなくてはならない。
とすると、ただ言語が出来て海外で生活出来る位では話にならないのです。

また別の機会に上記の①~⑤に関しては細かい解説をしていきたいとは思いますが。
昨今の『何となくグローバル人材』の基準で採用する限り、グローバル人材は獲得出来ないと思いますし、
そもそもグローバル人材に育てる環境が無い限り、グローバル人材には育ち得ない、というのが実情では無いでしょうか。

現在もグローバル人材枠が存在しているのでしょうが、応募する方も採用する方も、
現実を直視しておかないと、この先も延々とグローバル人材不足を嘆き続ける現状に終りは来ません。

単にブームに乗っかるというのは怖いなぁ、という話です。