「伝説に一歩近付いた」──ロンドン五輪陸上男子100メートルで、世界記録保持者のウサイン・ボルト(ジャマイカ)が、五輪新記録の9秒63で2連覇を達成、周囲の不安を一蹴するパフォーマンスを見せた。
「中には私を疑っていた人もいた。だから、自分が最も偉大だということを世界に証明する必要があった」。記者団にこう話したボルトは「伝説に一歩近付いたことを意味する。あとは200だけだ」と、200メートル連覇にも自信を見せた。
ボルトが「世界トップの4人と走ることができて光栄だった」と振り返った5日の決勝。満員の観衆が見守る中、今シーズンのベストタイム上位5位がスタートラインに立ち、ボルトにとって最高の舞台が整った。
この「世界最速の男」決定戦で、ボルトは2位のヨハン・ブレーク(ジャマイカ)、3位ジャスティン・ガトリン(米国)、4位タイソン・ゲイ(同)らを抑え、世界最速を証明してみせた。アサファ・パウエル(ジャマイカ)は8位に沈んだ。