ドキュメント映画ワンエイティ・サウス(180°SOUTH)を観ました。

アウトドア・ブランドとしてとっても有名なパタゴニアとノースフェイス。

それぞれの創業者イヴォン・シュイナードとダグ・トンプキンス。

ふたりの若い頃の伝説の旅を再現したドキュメントです。

70歳になるというイヴォン。

「目的より過程が重要なんだ。冒険の過程で得る経験が重要なんだ。」

70歳でもパタゴニアの高峰コルコバド山を登ってしまう。

岩場も登る。

雪面も登る。

現役のクライマーです。

「ただ登って降りるだけ。」

登山をしないひとからすると、

なぜ辛い思いをしてまで登るの?そう思いますよね。

私も山登りしてました。毎月登ってた。

その頃は、

東京に戻って2週間もすると、

広がっていた自分がぐーと押しつぶされていく感覚がありました。

ぐーと圧縮されて、1ヶ月を越えちゃうと戻らなくなる。

あーまずいぞ、と思って山へ行く。

すると、広がるんです。

それが実感としてわかりました。

でも、1ヶ月を越え、2ヶ月を過ぎても山へいかないままでいると、

戻らなくなるんです。圧縮されたまま。

で、つぶれていること自体、わからなくなる。慣れてしまって。

今が、そうです。実感としてもうわかりません。

そんな圧縮された自分を解凍するために山へ行く。

私にとっての山は、そういうものだと思っています。

Lhaplusですね。山は。


うーん、山かー。

またはじめようかなって、少し思ってたんですよ。

だから、この映画ををみたんだと思います。

砂浜でキャンプもいいな。

日が暮れてきて、焚き火して・・。

で、

「今、私がいたい場所はまさにここだ。未来でも過去でもない。」

「私は幸せ者だ。自分の人生に後悔はない。この瞬間を大切にしたい。」

そんなセリフを言ってみたい。イヴォンのように・・。

いや、言わないでしょ、そんな恥ずかしいセリフ。

言えません。日本人だもん。

シミジミと感じてみたい、かな。


山登りしない人にも、

圧縮されたままのすべての人に観てほしい映画です。