Twitterに興味深い投稿がありました。
理屈ではわかっていても、毎日の事だと、
特に家族は何度言わせるのと言いたくなりますよね

泣きたくなる事もあると思います





私の父は初期の認知症と思われますが、病院に検査には行ってないです。
妹が病院に連れて行くよと母に言ってるそうですが、父は人に身体を触られるのが苦手で暴れたりするし、母が認知症の薬を飲ませると表情が無くなると聞き、今の父の表情を奪われるのは嫌だと思っているので、病院に行ってもする事が無いと判断しているからと思われます。
なので、正式にはわかりませんが、典型的な症状が出ている(何度も同じ事をしたり、これまで出来ていた単純な事が出来なくなったりしている)ので、間違いなかろうと思います

最初の症状が出たのは3年位前で、私が病気になるまでは、私が何とかして母や妹を金銭面でサポートする
と思っていました。

それが今やお荷物になっている始末

私自身のカタが早くつけば(死亡保険金で)少しは役に立つのにと思ったりします

でも、親より先に死ぬのは親不孝と思う気持ちもあります





いずれにしても、この先どうなるかは誰にもわからないので、前向きに出来る事をコツコツやってくしか無いと思っています

今日何でこの事に触れようと思ったか、なのですが、父の認知症が疑われだす少し前にある投稿を見たお陰で、今救われている事に気付いたんです。
元の記事は見つけられなかったんですが、
親子の会話で、母親が娘に
自分が認知症になって娘の事を忘れてしまったらどうする?
と聞くと、娘が
友達になろう、きっと凄く仲良くなれると思う
って言ったって話だったです。
正直、うろ覚えです

その時、それ見て泣きました。
そして、私もきっと母の友達になれると思いました。
父がそうなるとは考えてなかったですが、
この時考えた事や覚悟が今に活きています。
とは言え、私は離れて暮らしているので、
母や妹からすれば、何もしてないのに
偉そうに…って話なんですけど

父は仕事一筋で、
仕事の邪魔をするなら家族は要らない
と言うような人だったけど、
父なりに誠意を持って家族を守り
養ってきた結果の今です。
尊敬するし、とても立派な事だと思う。
厳しくて、寡黙で、仕事に熱い父は今はいないけれど、笑顔がチャーミングで嫁(母)の姿が見えないとオロオロする愛すべき男性がいると思えば別になんて話じゃ無いよな、と思うんです。
今はまだ私の事もわかってますけどね

母は毎日の事だから心配だし大変だと思うので、こまめに連絡とって話も聞きますが、昔の父と比べて認知症の進行を悲観するよりは、どんどん可愛いおじいちゃんに変化していると思った方がずっといいなって私個人は思っています。
そう思えなくなる様な症状が出てきたらまた考えます。
そう思えるのも、あの日の記事があったから。
なんの気なしに見た記事が、今の私の支えになっている。
私が書くこうした徒然草が
もしかしたら誰かの気晴らしになるかもしれない。
そうだといいなぁと思う次第です
