漫画「美味しんぼ」の主人公山岡士郎は海原雄山の息子ですが、母親の旧姓である山岡姓を名乗って、東西新聞社会文化部の記者として登場しています。
「美味しんぼ」の主人公山岡士郎の生い立ちとは
何故、士郎が料理の知識や技量を持っているかというと、海原雄山は中学生だった士郎に味覚の感性があることを感じとって、まだ中学生だった士郎を調理場に入れて、料理の基本を徹底的に仕込んだのです。
美食倶楽部の板前の中でも士郎が一番熱心で、雄山からの指導も全て自分の物として表現できる料理の腕と知識を身につけるようになっていったのです。
雄山は常に自分の美意識を基準として考えているので、それに合わない何事にも妥協することは有りませんでした。
それは、家族に対しても妥協を許すことはなく、士郎の母に対しても厳しいものでした。
病で寝込んでいる母親に対して雑用を言いつける雄山に反発の感情をつのらせていきます。
母親との死別の時には、日頃の雄山の自分本位で妥協のない考え方や態度に反抗心を抱いていた士郎は、母親への仕打ちが許せず、雄山の作品を全て破壊して飛び出して行きます。
それに憤った雄山は士郎を勘当してしまい、そこから二人の確執が始まるという展開になるのです。
「美味しんぼ」主人公山岡士郎のその後は?
連載が始まってから25年も経って、山岡士郎と海原雄山は親子の絆を取り戻しますが、 連載当時の年齢は27歳でしたが、現在の年齢設定は30歳を超えているあたりのようです。
連載の中での海原雄山の年齢の記述は出てきませんが、風貌から察すると60歳を超えているのでしょう。
