
一冊目は星野道夫「アラスカ 風のような物語」
星野さんは写真家だが、ちょうど10年前にカムチャッカ半島でヒグマに襲われ、帰らぬ人となった。この文庫本は星野さんの文章とアラスカの野生動物の写真がたっぷり収録されている。それがたったの450円。
二冊目は養老孟司「まともな人」 100円 解剖学者の養老さんはゾウムシ好きであることも有名。歯に衣着せない語り口で、博学な爺さんが酔っ払って絡んでくるような性質の悪い文章が収められている。酔っ払いなりに論理が通っているからなおさらだ。好きなことをやって生きているような方なので、しがらみも無く、思ったとおりのことを書く。実際に飲み屋で絡んでくるわけではないので安心して愚痴を聞いていられるのだが。
しかしこの本、買った後でページをめくってみるとなんか読んだことがあるような気がする。というか読んだ。が、まあ面白いので2回読んでもいいか、と思い、読み進めていると、本の間にレシートが挟まっていた。以前の持ち主が挟んだままにしていたのか、どんな物を買ったんだ、とレシートを見ると、2003年に大宮のcabinというテニスのラケットショップ、アクセサリー900円と印刷されている。3年前といえばちょうど私は大宮勤務、しかもそのショップでガットの振動止めを買ったような気がする。挟んであった栞もどっかで見たような…。そう自分がbookoffに売ったものだったのだ。