阪神タイガースは1985年に優勝したあと
1987年から暗黒時代に入りました。

原因は掛布選手を筆頭とする主力選手のおとろえと
若手選手の不在。

1988年には三冠王のバース選手が息子さんの水頭症治療で長期欠場したのち
解雇されました。

実は、阪神球団とバース選手は
「家族の病気では球団が医療費を負担する」
という契約でしたが、
保険料をケチった阪神球団は保険に加入していませんでした。

そのためバース選手との契約解除=クビ
としたわけです。

しかし、そういう事情を知らないファンからは批判が殺到しますよね。

そういう批判のさなか阪神電鉄から代表に派遣された
古谷真吾(ふるや・しんご)代表は心労のあまり
1988年7月19日に東京都内のホテルから
飛び降り自殺をしてしまいました…。


本来、責任を取るべきは古谷代表ではなく

甘い球団経営をしてきた
久万オーナーや小津オーナーといった人たちですよね。

逆に言えば古谷代表は
真剣に阪神タイガース球団にかかわったわけですよね…。


そして、この話を思い出すたび
のうのうと生き恥をさらす

東京電力の清水正孝・前社長と勝俣恒久・前会長は
とんでもない人間だと思うのです。