
報知 落合「1kgでも太れば勝てないぞ痩せろ」
プロに入る時、右肘を手術したのにドラフトで取ってもらったのが落合監督でした。
すごく覚えているのが、(初めて10勝した)3年目に「リハビリするにも、プロで2年やるのと、
やらないとでは治りが違うだろ?だから(ドラフトで)取ったんだ」と。
経験して得られるものが違うし、ここまで育ててくれて僕の中では忘れられない6年間です。
その間「(感情を)顔に出すな」と何十回も言われました。自分では出してるつもりはないけど、
超一流の方には見抜かれる。特に打たれた時、不安そうな顔をするな、と。それで試合中は淡々といこうと決めました。 僕がヤクルトを相手にナゴヤDで3安打完封、マジック2が点灯した試合でした。ヒーローインタビューが終わって
ダックアウトを出たところで、握手を求められたんです。「今日は内海を意識して投げたんだろ?」って。
「意識しました」と答えたけど、いままでそんなことがなかったので、驚きました。
やっぱり、最後だからなのかな、と思いました。
(略)先を見ず、チーム一丸で戦いたい。監督とも最後。一日でも長くこの野球をやっていたいと思うし、胴上げして終わりたいですね。