浜岡原発の全原子炉停止へ 中部電力、首相の要請受け入れ 東電への電力融通はやめる方向★2

菅直人首相は6日、東海地震の想定震源域である静岡県御前崎市にある中部電力の浜岡原子力発電所について、
定期検査中の3号機や稼働中の4、5号機も含めてすべての原子炉を停止するよう中部電に要請した。
中部電は受け入れる方向。停止期間は、中部電が2~3年後の完成を目指す防潮堤新設までとなる見通しだ。

中部電は近く役員会を開き、要請に対する対応を決める方針。首相には法律上、原発の運転停止を指示する
権限がない。原発を停止すれば、不利益を被ったとして株主から訴えられる可能性もある。
ただ、中部電幹部は6日夜、「(政府の)要請とはいえ、命令に近い重みを持っている」と述べ、すべての原子炉を
停止させる方向で調整していることを明かした。

首相の政治判断で稼働中の原発が止まれば、初めてのことだ。

要請は海江田万里経済産業相を通じ中部電に伝えた。首相は6日夜、首相官邸での記者会見で停止要請を
明らかにし、「国民の安全と安心を考えてのこと。浜岡原発で重大な事故が発生した場合、日本社会全体におよぶ
甚大な影響を併せて考慮した」と強調した。


まあ、突然という感じはしますが、
地震の危険性を考えればもっともではないでしょうか?

原発が爆発したら何もできない
と明らかになってしまいましたから。