

その瞬間、豪州南部のおしゃれな街・ジーロングの
そっち方面の人々に電流が走ったといわれている。
バレンタイン監督がバーのテレビ画面に映し出されるや、酒を酌み交わすのをやめて
「あの素敵な男性は誰なんだ!?」
「日本からやってきたベースボールチームのマネジャー(監督)らしいわ」
「オゥ! ホットガイ!」という驚嘆の声が上がったとか。
あるバイセクシュアルの男性A(アダルトショップ経営)が
ジーロングでのボビー人気急騰の実態を次のように明かす。
「ブラウン管にボビーが映るたびにゲイたちは画面にくぎ付けさ。
ボビーの写真が掲載された地元紙のチェックも欠かせない状態だ。
客との間でも“ボビーを見たかい?”が
あいさつになっているほどだよ」
A氏によると豪州のゲイ人口は全体の10%で、バイセクシュアルはそれ以上を占めている
とのこと。シドニーなどはゲイのメッカと言われており、ジーロングにも多くのゲイ、バイセク
シュアルの男性が住んでいるという。
「私は妻もいるが、男性も好きだ。ちなみに君はゲイかい? 違うのか。残念だ。だが、この
国は他の国に比べてこういった人々を認めてくれる。」