愛の選択は私には許されず、

ただ流れに身を任せるしかない。

気づけば、君の記憶の中から静かに消えていく。

 

 

 

悔いは影のように付き(まと)い、過去を蝕む。しかし、

その影さえも、歩みを止めぬ者には意味を持たぬ。

 

 

 

この世は苦悩の果てに静寂がある。

しかし、それすら永遠ではない。

始まりがあれば終わりがあり、

終わりの先にはまた新たな始まりが待つ。