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あなたのことが
好きで好きで好きで好きで好きで
好きで好きで好きで好きで好きで
好きで好きで好きで凄く好きで
たまらなく好きなのに、
あなたは
まるであたしのことなんか
見えていないかのように
あたしが透明であるかのように
あたしの周りばっかり見て
心から好きだと言って
綺麗な顔で微笑んで
惜しげもなく愛する

それがあたしにとっては
凄く悲しくて寂しくて
嫉妬してもしきれなくて、
それでもあなたは
決して振り向いてくれなくて
悲しくて零れ落ちた涙が
地面に吸い込まれていくだけで
それをただただ見つめていると
このままこの雫のように
消えてしまいたくなる

それでもあなたは
あたしが消えたことになんて
全く気付かないだろうし
もし気付いたとしても
全く気にも
止めないんだろうなあって
うるさいのがいなくなったって
ただ、そう
思うだけなんだろうなあって
そう考えるとここから消えるのも
馬鹿馬鹿しくなって
結局消えることなく
あたしはここにいる

それでもあなたは
あたしの悩みなんか知らなくて
というか知るつもりもなくて
こっちを見ることすら
してくれなくて
我慢が出来なくなって
大声で叫んでみたりする
するとあなたは
今気付いたかのように
どうしたの?と
甘いお砂糖を
ほんの一口、
スプーン一杯分
あたしに差し出す
それにあたしが満足すると、
またあたしの目の前から消え、
あたしの姿なんか
まるでそこになかったかのように
振る舞い始める

あたしはその
たったスプーン一杯のお砂糖に
また惹かれて
諦めることも
見ないことも
嫌いになることも
なにもかも出来ずに
ただただもっと好きになるだけで
罪深い人、だなんて
考えてもないことを
ぽつりと呟いたりして
また雫を落とす

そんなにどうでもいいのなら
そんなにあたしが邪魔なら
いっそのことあなたを
嫌いにさせてくれればいいのに
優しくて臆病なあなたは
誰からも嫌われることを恐れて
あたしからですら
嫌われることを恐れて
あたしに
スプーン一杯のお砂糖を
与え続けるんだ

莫迦なあたしは
それが罠だと
利用されているだけなのだと
知りながら
それを喜んで受け取り
吸い込まれ
離れられずに
もうそれがなくては
生きていけなくなっている

臆病なあなたも莫迦なあたしも
その行為がただ、
あなたを余計に好きにさせ
余計に忘れられなくさせ
余計に依存させていることに
気付いていない
気づけやしないんだ

決して抜け出すことの出来ない
そのぬかるみに
足を突っ込んだのは、
もしかしたら
莫迦なあたしだけじゃなく
臆病なあなたも
一緒だったのかもしれない

そこから抜け出すには
どちらかがここからいなくなるか
あたしがあなたを
嫌いになるしか手段がなくて
あたしがここから
消えることは出来ないし
あなたにも消えて欲しくないから



だから、



お願いだから、



あなたを嫌いに



ならせてください