「つばさぁー」


寝部屋からか細い声が聞こえてきた。

「んー?」


返事を返した翼は後ろを振り返った。
声の主である鈴音は風邪でダウン中。

休日だが共働きである鈴音の両親から「面倒みて!」とお願いされて翼は今ここにいるのだ。

「ん? どうかした?」

「……い」

「なにー?」


そんなか細い声がドアを挟んで聞こえるはずもなく。

仕方なく翼は立ちあがり、鈴音のいる寝室へと向かった。


「どうした? ご飯ならまだだけど」

「……」


しめきったカーテンの隙間から差し込む光がまぶしいのかそれとも熱のせいで寒いのか。

恐らく両方なのだろうが、布団にもぐっている鈴音がもぞもぞと布団から目だけを出す。

熱のせいだろうが目が潤んでいて色っぽく、翼は若干目を逸らした。


「トイレ行きたい?」

「……んーん」


ふるふると微かに首を振った鈴音が視線を下に落とす。


「……い」

「んー?」

「……寂しい」

「あー……そうだね。ごめん」


不安そうな鈴音の頭を一撫でして右手を握ってやると、彼女は安心したように微笑みそれから目を閉じた。

手を握りながら頭を撫でてやると、鈴音は静かに寝息を立て始めた。


「……お休み。ご飯になったら呼ぶけどね」


とりあえずご飯の準備をしようと手を離そうとした翼は離れない手に苦笑する。


「仕方ないなあ」


もう一度その場に座りなおした翼は、そっと鈴音の手に口づける。

懇願。早く治るようにと願いを込めて。





*****


と、いうことで。部活用の小説ですねー。

800字のお題でした。


お題が「かぜ」で。

風邪だとベタなものにしかならないんで、風にしたらシリアスりまして。

仕方がないんでベタになるのを覚悟で風邪で。

ベタ甘?みたいな。

お題が風邪、テーマが手のひらのキス懇願、と兎さん。

ベタですベタベタ。だって狙ったもの(((


翼と鈴音。

せっかくなんで、名前も風にちなませてみました。

全然ちなんでないけど。


最近PCが重いです。

なんでかな、なんでだろ。

色々いじったからかしらん。それとも寿命?

とりあえず、この重さをどうにかしてほしい。

なにがあったし、PC。買い替え?


とりあえず今はSAI早く買いたいのと、ペンタブに慣れたい。

ついでに絵上手くなりたい、と言っておく。

あたしの絵は輪郭のせいで少女マンガらしい。あばばばば。


追記:今回の重さはフォントのせいだったみたいです。てへぺろ☆

いやあのアレですって。フォント指定があったんですって。

ワードで書くと、毎回フォント変えなきゃなんでHTMLをいじくりまわします。

正直面倒。でも学習しない莉奈さんですえへへ。