「あ、これはもったいない…」
と内心思う瞬間があります。
それは、
「金利は高いけど、固定なら安心ですよね?」
と即決される瞬間です。
もちろん、
固定金利を否定したいわけではありません。
金利上昇が怖い。
その気持ちは、 本当によく分かります。
でも、
そこで一度立ち止まって考えてほしいんです。
本当に向き合うべき問いは、
「固定か変動か」ではありません。
「どっちを選んでも家計が回る借入額か?」
なんですよね。
固定金利は、
たしかに安心感があります。
ただ、
その安心感の代わりに、
毎月数万円、 35年間払い続けるケースもある。
例えば、
月2万円の差でも、
35年で約840万円。
そのお金って、
・教育費
・老後資金
・旅行
・家族との時間
に使えたかもしれない。
つまり、
「安心料」という名目で、
生活の自由を前払いしている
状態になることもあるんです。
だから大事なのは、
金利タイプを当てることではなく、
“余裕を残すこと”
です。
・返済比率は手取りの25〜30%以内
・生活防衛資金は6〜12ヶ月分確保
・金利上昇しても耐えられる余白を作る
ここができていれば、
固定でも変動でも、 大事故になりにくい。
逆に、
ギリギリまで借りてしまうと、
どちらを選んでも苦しくなる。
住宅ローンは、
「借りられる額」で組むものではありません。
“未来の家族を守れる額”で組むもの。
守るべきは、
金利ではなく、
家計のゆとりなんですよね。