そう思っていた時期が、私にもありました。
「営業力=巧みな話術」
これは、完全な勘違いでした。
新卒の頃、私はとにかく数字ばかりを追いかけていました。
契約を取ること。
売上を上げること。
そのために、
できるだけ良く見せようとする。
でも、結果は続きませんでした。
本当の意味で
お客様から信頼されていなかったからです。
転機は、
「利益」ではなく
「お客様の人生」に目を向けたことでした。
・この家で本当に幸せになれるか
・このローンは無理がないか
・将来、後悔しないか
そこを本気で考えるようになってから、
提案の内容が変わりました。
例えば、
「絶対に大丈夫ですよ」と安請け合いするのではなく、
「この物件の懸念点はここです」
と、ストレートにお伝えする。
一見すると、不利なことを言っているように見えます。
でも、
どちらが真のパートナーとして求められるか。
考えれば、答えは明確です。
お客様は、
「気持ちよくさせてくれる人」ではなく
「正しい判断ができる材料をくれる人」を求めています。
そして、
その積み重ねが「紹介」につながります。
信用という土台は、
決してショートカットできません。
自分を良く見せるためのごまかしを捨てる。
どこまでも事実を明かす。
それを続けた先にしか、
本当の信頼はありません。
「嘘をつかない不動産屋」
これが、私のモットーです。