Hi、ナナマルReikoです。
T子は去年
還暦を迎えた。
海外に
いた経験も
豊富で
英語、フランス語、
スペイン語などを
話す。
ずっと
独身だったが
ネコを2匹
飼っている。
最近
日本で
災害のニュースが
続く中
ある日
ふと考えた。
災害があったら
この子たちは
餓死してしまう。
ひとりでいちゃ
だめだ。
婚活しよう！
もちろん
自分のためも
ある。
で、ある婚活会社に
登録して数年にわたって
婚活を継続した。
よくある話だが、
「理想のパートナー」とは
なかなか
めぐりあえない。
4年もたって
一度は
活動を停止した。
そんなある日
1本のメールが入った。
「会ってくれませんか？」
なんの期待も
なく会ったが、
なんだか
初めての気がしない。
初めて会うのに
上下ジーンズの
組み合わせで
きた。
話しているうちに
親戚のいとこか
長い間会っていなかった
学生時代の友達か
という雰囲気になった。
話していくうちに
美術館が好き、
旅行が好き・・・と
共通の話題で
盛り上がり、
結婚することになった。
相手は
ガラス工芸の工房を
運営するガラス作家。
彼も猫を
1匹飼っている。
結婚して
少したったある日。
朝起きてみると
彼のほうが
早く起きている。
朝食を作りながら
こんな風に聞いてきた
と言う。
「たまごで調理している
んだけど、スクランブルエッグと
卵焼きと目玉焼きのどれがいい？」
おまけに食事がすむと
フットワーク軽く
洗い物もしてしまった
と言う。
洗い物はまだちょっと
汚れていたけれど、
彼女は
「結婚の幸せ」に
浸った。
60歳のニャンコ婚活。
映画になりそうな
こんな例も
あるんだね。
わたしも
ちょっと
頑張ってみようかな？
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