えー、プロ野球開幕しまして、
オリックス2勝1敗の勝ち越しスタートで、
推しの中川圭太選手が大活躍したので、
どうせその活躍のことを書くんでしょと思ったそこのあなた、
書きたいんだけど、
そこを今回はあえてスルーします。
もちろん書きたいよ、
ただ、もっと書きたいことがあるんです。

2026年3月29日、
平野佳寿投手がリリーフでマウンドに上がり、
ソロホームラン打たれるも、1回を1失点で抑え、
三振を1個記録しました。
これによりNPB通算1000奪三振を達成しましたよと。
これがすごいことなんですよ。

ちなみにNPB通算1000奪三振は史上160人目だそうです。
えっ、別に凄くないって?
そう言うと思いました。
説明しますと、
1000奪三振はほとんどが先発投手が達成している記録なんです。
そして、平野佳寿はプロ野球史上4人しか達成していないNPB250セーブの達成者であり、
他の3人はNPBのみでは1000奪三振を達成していない、
つまり、NPBで250セーブと1000奪三振を達成したというのは、
日本プロ野球史上初の出来事なのです。

この達成は、平野佳寿の歩んできたプロ野球人生そのものであると言えます。
そもそも平野投手は先発として2006〜2009年の期間を過ごしています。
ルーキーから2年連続で規定投球回を達成するなど、
ローテーション投手として活躍していました。
実際、1000の三振のうちの320三振をこの4年間で記録してますから、
先発で達成するのはそこまで難しい記録ではないのです。
ただ、2010年からリリーフに転向し、2013年から抑えに定着するんですが、
その頃既に30歳目前。
しかも2018〜2020年はメジャーにも行ってましたから、
日本での抑えとしての年数はそこまで多くないんですね。
そこでNPB通算250セーブ、日米通算200ホールド、
そしてこの1000奪三振。
改めて「化け物」の活躍ですよ。

最近ファンになられた方は、
ベテラン平野佳寿の劇場でヒヤヒヤされてると思いますけども、
若い頃は力で捻じ伏せるスタイルでしたよ。
逆に言うと、力で押すタイプの投手がベテランになった時に、
こういう風に投球スタイルが変化しているという、
生きた手本といいますか、
若手や中堅にとっては非常に貴重な存在なのではと思います。

スピードが速けりゃ抑えられるだけじゃ、
なんか夢がないよ。
いろんなタイプが居ていいと思います。