プロ野球ファンとして、
珍プレー好プレーはよく見ている番組ですが、
今回はリアルタイムはおろか、
録画も忘れていたという。
これはねぇ、
幸せになった証拠なんですね。

30年以上前、
イチローが出てくる前、
オリックスの映像はプロ野球ニュースで見れるくらいで、
長くオリックスのことを見れることも無かったです。
さて問題です。
イチローが現れる前のオリックスのスターは誰でしょうか?
ブーマー?星野伸之?
違いますねえ。
それは紛れもなく、

パンチ佐藤

通算成績では大した実績はないですよ。
しかしね、この番組で彼のことが出るたびにお客さんが増え、
注目され、
ヒーローインタビューでパンチ佐藤節を炸裂させれば、
またお客さんが増える。
プロ野球はファンあってのもの。
そのファンを増やすんだから、
紛れもないスターです。
プロ野球は感動産業ですから。
生活必需品を作るわけではないので。
彼を見たくて球場に足を運ぶ、
イチローがその存在でした。
パンチ佐藤もそう。
すごい成績上げるとか、
高い契約だとか、
そういうことではない。

今、プロ野球もそうだし、オリックスの映像も、
テレビ、YouTube、配信、
いろんな形で見れます。
だから、珍プレーに少し映るオリックスの選手の映像にかじりつくように見たり、ビデオのテープが擦り切れるほど見たりする必要がなくなったんです。
もちろん珍プレーの意義は存在します。
普段そんなに野球見ない人でも面白おかしく見てもらって、
新しいファンになってもらいたいので。
地上波はそういう役割もあります。
だけど、オリックスのことを検索すれば調べれる、
オリックスの映像だけを見れる世界、
最高ですよ。
あえて言おう、幸せであると。