20年以上釣りをしているが、数年前からイカ釣りにはまっている。

以前は寒中のスルメイカと8月の夜釣りとして赤イカ釣りをした。

赤イカは当時市販の5本スッテの付いた胴づきでやっていた。

ある程度の長竿で船の揺れに合わせてゆらりゆらりと竿が揺れ、それが誘いとなって赤イカが釣れた。

時々電動リールをゆ~っくりと巻いていると当りがあった。

その後、イカ釣りはお休みしていた。

5年ほど前、ムギイカ釣りなるものが爆釣していることを知った。

最初は市販のブランコ仕掛けで釣ったが、ミヨシの釣り人が何やら手返しの早い仕掛けで爆釣していた。家に帰って調べてみると直結なる仕掛けを知った。

近年はWebで調べれば何でもわかるので都合がよい。

さっそく自作の直結仕掛けを作ってみる。欲をかいて15本針。

自前の仕掛けにワクワクしながら釣行した。

うまく取り込みができない。

イカツノ投入器なるものも購入。

それに合わせて8本バリにした。

近くに水深5mほどの貯水槽(防火水槽)があるのでそこで手返しの練習をする。

準備万端だ。

直結釣りの動画を見てリールの巻き上げ速度、誘いも完璧だ。

そして釣行。

暗くなるにつれてベイトが船の周りに集まりだす。

それと同時に爆釣が始まる。

水深は50mだが、だんだんと棚が上がってくる。

仕掛けを下し、予定の水深で仕掛けを止めるとすぐイカが乗る。

そしてゆっくりとリールを巻くと追い乗りする。

8本バリに何回も満貫。

最終的に2時間ほどで120杯となった。

これでムギイカはコンプリートとなった。

 

そして赤イカだ。

ムギイカが終了し7月中旬ごろから釣りが始まる。

以前は8月に入ってからだったが、近年赤イカの釣果が良いため早くからの釣行となっている。

そして釣り方がイカメタルとなった。

ベイト用のロッドとリールを購入。

メタルスッテもグラム数と配色を変え20本ほど。

最初は釣れないと心配なので8月の最後の便で赤いか&アジ釣りに参戦した。

またまた動画でしゃくり方を研究し釣行。

乗った。

ボトムを取りゆっくりと竿を立てた瞬間に当りが出た。

そして重い。

30cm級のパラソルがついてきた。

竿を立て何とかリールを巻く。

片手での取り込みが大変なくらいの重量があった。

この日は、10杯ほど釣れた。

昨年から以前の胴づきとメタルの2本出しを行っている。

赤イカはムギイカの様な爆釣がないのでこのスタイルをここ数年行っている。

そして胴づき仕掛けは7本針で下から2本は餌まきスッテを着けている。

これは船長に教えてもらった仕掛けで餌は鳥のササミだ。

スーパーで買ってきたササミをちょうど良いサイズにカットし、に大量の塩をまぶし水抜きをする。これをタッパーに入れ今では冷蔵庫に常備している。

この方法で今年も渋い食いの時、竿頭となった。

しかしいまだにイカメタルの釣り方がいまいちわからない。

そこで今年は、おさらいのため2回釣行した。

この時も15杯で竿頭だったが、いまだにわかっていない。

勉強のため動画を見ているとイカメタルの他にオモリグとかいうものもある。

はずみでポチっとロッドとリール、錘なども購入してしまった。

この釣りは、今後の楽しみとしている。

 

そして今年からアオリイカなるものの釣行が始まった。

この釣り方はティップラン。

2年ほど前から私の地域でも始まったそうだ。

またこれに合わせてのタックルが。

ロッドとティップラン用のドロッパ―。

今年は春からイカに散財しているのであまり高いロッドは買えなかった。

また動画での学習。

そして9月初旬に初釣行。

見よう見まねで誘う。

自分で誘って乗せる感覚がたまらない。

結果は初釣行で8杯。竿頭が15杯ということなので満足する。

その後も各船の釣果を見ていると40杯ということもあり、釣果の多い人達は、浮いてきたイカをエギングで釣っていることがわかる。

アオリイカはとてもおいしいということなので赤イカと比べてどうかと思い食べ比べてみた。

旨い。

先日の釣行は、まだ走りなので型は小さく15cm前後。

これが1kgクラス、もっと2kgにもなると。

期待が膨らむ。

このことから2回目の釣行を計画。

しかしドボン。

あれこれ試してみるが、当りが出ても乗せられず釣果は1杯。

そして納竿間際にロッドの先を折ってしまった。

これまでロッドを折ったことが無かったのでがっかり。

 

イカ釣りは奥が深い。

ロッドを修理に出してリベンジしよう。