タクシーで次の目的地に向かうことになった。次の目的地はバームクーヘン屋。
べっちゃんが彼女にバームクーヘンを買ってきてと頼まれたらしい。
やっぱリア充は違うねぇ(笑)
バームクーヘン屋に着き、べっちゃんが買い終わるまで、タクシーの中で待っていた。
べっちゃんが帰ってきて、べっちゃんの提案で運転手さんと一緒に記念撮影した。
ほんと、べっちゃん、運転手さん好きだな
記念撮影をしたあと、べっちゃんは運転手さんの名刺を貰ってたw
そしてタクシーを走らせること数分で東京駅に到着した。
皆、名残惜しそうに運転手さんと、お別れした
東京駅には先生がいたので、先生の近くに座っていた。
しかし、トイレに行きたくなってしまい、べっちゃん、コジっちと一緒にトイレに行った。
トイレまで距離が長かったよ。やっぱ東京だね
トイレの個室で僕は汗を掻いていたんで、着替えました。トイレから出ると誰もいない
あいつら、俺を置いて行きやがった
やばい、トイレから集合場所までの道順、やんわりとしか覚えてないし、そもそも集合場所の名前すら覚えてない。
トイレから、僕は思い出す限りの道を辿って行った
到着したと思いきや、全く違う場所
また、トイレから戻り、再スタート!!
僕は作戦を変えた。先生を探していけば、いずれ目的地に到着するはずだ。そして、僕は先生を見つけ、先生を目印にしながら、見事、みんなの集合場所に到着した。10分ぐらいかかったぜ
集合場所に戻っていた頃、誰かがお菓子を僕らの班にくれた。
そのお菓子が
世界一まずいグミと呼ばれているシュネッケン……
しかし、班のメンバーが全員食べる流れになり、僕は嫌だった。しかし、だいきPが「美味しいで」というので食べることになった。
親友が「美味しい」と言うんだ。信じてやらなきゃどうするんだよ!!
パクっ と食べると
……
うえええええええええええええええええええええええええい
まずい、まずい、まずい、まずい、まずーーーーい!!!
吐き出したいが、ティッシュもないし、人の目もあるから吐けない
しかも口にへばり付いて飲み込みにくいんだ。地獄だよ
だいきPの方を見ると、余裕そうな顔でこの激物を食べていた。これを美味しいと思っている、だいきPの舌はイカレてるよ
シュネッケンの味が残るなか、僕らは新幹線に乗った。
新幹線に乗って、1時間ぐらいは退屈でした。
しかし、ここで熾烈な争いが繰り広げられるとは、誰も思わなかっただろう
なにキッカケかは忘れたが、犬派と猫派の争いとなったのだ。
犬派代表がだいきP、猫派代表が僕だ。
その争いの一端をご覧いただこう
だいきP「犬は、こう……可愛いやん。賢いし、自分だけに愛情を注いでくれるやん。」
僕「はあーー!! わかってないわ! 自分がしんどい時に犬ってウザいぐらいひっついてくるときあるやろ。その時点で賢くないし、KYやねん。
猫はそうじゃない。主人が元気がないとき寄り添うように近くに来てくれるんや。そして、あの触り心地と犬と違って甘え方が上手なんや。あと、猫が人を救った、ていうニュース多いやん。その点、犬ってあまりないやろ? その時点で猫の方が愛情深いってことや!!」
などと、凄まじい争いが新神戸駅に着くまで続いた。
結果は猫派の勝利
これにて僕らの修学旅行は幕を閉じた
<完>
これで修学旅行編、1日目<全7話>、2日目<全9話>、3日目<全6話>で全22話という長い長い話が終わりました。
皆様、この長編ブログを読んでいただきありがとうございました