そういえば、過去にも一度、血液検査の結果で異常値を指摘されたことがあったのを思い出した。

 

 

平成11年の夏(私21歳)、その日は友人と2人で夜ご飯を食べに行った。

 

食事を終え、お店を出た頃から急に右腹の痛みが襲ってきて耐えきれず、友人が救急外来に連れて行ってくれた。

 

病院に着くと、盲腸の可能性がないか血液検査をしましょうとなり、結果が出るまで

待っていた。

 

血液検査の結果がでると診察室に呼ばれ、医師から「炎症反応は出ていないので盲腸ではない。一時的なものかもしれないからとりあえず様子みましょう」と言われた。

その後に、医師から思いもよらないことが告げられた。

 

「今、激しい運動とかしてきた?」

私は首をかしげ「いいえ」と答えた。

 

「検査した中にCK(CPK)という数値があって、その数値が正常より高いんだよね。激しい運動とかした後にその数値が高くでるんだけど、なんだろうね・・・」

医師から言われることも聞き流してしまい、その時は全く気にせず帰っていった。

 

 

その時は発病はしていないものの、病気は私の体に潜んでいたのであろうショボーン