SIDE Aのとき、ステージ前を小さなドローンが飛んでいた。カメラが搭載されているらしく、空中から撮った3人の姿が会場のモニター画面に映し出されていた。頭上や背後からのショットが珍しい。ただ、ドローンが気になってステージ観覧に集中できない感じもする。

 

SIDE Bではステージ背後に投影されるCGが新しくなったようだ。例のポリゴン(多角形)のモーションキャプチャデータが実物の3人とシンクロするように踊る映像や、サイケデリックな水玉模様が躍動するイメージなどに目を奪われる。エレクトロワールドの「あ、あ、あああ」のところではモノクロの拳が拍動していた。ただ、これらもちょっと注意散漫の元ではある。

 

アリーナの音響は良好。重低音の迫力は今回のツアーで私が観覧した7会場でたぶん最高だった。

 

ただし、右隣の体格のいい男性客の圧が強くて、公演中も右腕を上げるのに難渋した。「金に糸目をつけないのであれば、1人で3席分のチケットを買い占めて、左右の席に誰も座れないようにするのはどうか」などという危険な考えが脳裏をかすめる。

 

LaLa arenaは新しくてきれい。男性トイレの個室があんなに多い会場も珍しい。帰りは周辺の混雑防止のため、ららぽーとまで出るのに随分遠回りさせられたのには閉口したが。

 

規制退場を守らない客がまあまあ多いのにもあきれる。私の左側の席は4人がごっそり脱走していった。早く帰らなければならない事情があるなら、せめてラストの曲の前とかにひっそりと退場しろ。

 

東京ドーム2daysはチケット購入済みです