3人を身近に見た観客は漏れなくニヤけてしまうことを久々に確認した1日だった。
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この日の席はアリーナ後方中央。頭上を仰ぐと、ドームの丸天井の中心に付いている突起物の真下付近だ。ステージまでだいぶ距離があるが、ほぼ正面(やや下手寄り)。そして、またもや通路沿い。本ツアーでの通路沿い的中率は我ながら驚異的だな。
我々のブロックの前方には、観客は通行禁止の広い通路がある。P.T.A.のコーナーで、まずは右前方にボックスカーに乗ったあ~ちゃん降臨。皆であーっとやって、いーっとやって、はーっとやる。続いて「できるかな」の歌のとき、左前方にゆかちゃん到着。「できるかなぁー」を可愛くキメて喝采を浴びる。
P.T.A.のコーナーの最後でボックスカー3台が中央に集まり、3人が乗り換えて再び3方に分かれる。今度は我々の左前方にあ~ちゃん。右前方にのっちだ。Party Makerの曲中は、比較的近めのあ~ちゃんの方を向くことにする。曲の途中からボックスカーがステージへとどんどん遠ざかる。あー、今回のツアー最高のひとときが終わってしまった。
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Perfumeのライブは会場のどこから見てもそれぞれの楽しみ方ができる…。というのは一面の真理であるものの、やっぱりすぐ近くで見ると観客の気持ちが10倍くらい高まるのも事実だ。「多幸感」とか「幸せの粒子」などと言葉にするといかにも俗に響くが、あの気分を味わいたいからこそライブ会場に足を運び続けている気がする。