前週行く予定だった大阪2日目が台風で中止になったので、長野初日以来の観覧だ。個人的な満足度は前回から倍増した。満足度ジャンプアップの要因は3点。

まずは座席位置。前回はアリーナ中ほどの列だが、かなり端に近い席。今回はアリーナの後ろから2列目だが、中央からやや下手寄り程度だったので、3人の姿や演出をほぼ正面から確認できた。

オープニングから1曲目にかけて、すでに目から汗。アルバムで聞いたときにはあまり好みでなかった曲たちにも、ずいぶんと凝った振りが付いているのが分かる。腕や脚の動きがしなやかで美しい。コミカルなあの曲のあの歌詞のところの振り付けは、解釈としては大方の予想どおりだが、おもしろすぎてニヤリとする。

公演途中、後方スクリーンに「FUTURE PRESENT PAST」の文字が映し出される。やはりそういうことか。今回のアルバム&ツアーに限らず、Perfumeにとっては通奏低音のようなテーマではあるが。

満足度上昇の2点目は可動スペースの広さ。今回は通路沿いの席だったため、体を8割ほど通路にはみ出して飛び跳ねる。隣の席はお父さんと一緒にやってきた幼稚園くらいの女の子。身長が私の半分くらいなので、腕がぶつかる心配もない。女の子はたぶんステージが全然見えず可哀そうだったが。

3点目はMCが前回より充実していたこと。最初のMC枠の話(コント?)で笑った、笑った。詳しい内容はほかの人のツイートやブログに譲るが、要するに青森行きの新幹線に乗り遅れそうになって東京駅の中を3人で全力疾走したという話。いつも以上にしゃべる気満々のあ~ちゃんであったが、自分のことよりのっち、かしゆかの言動を事細かに描写するのが優しいところ。あそこだけ映像化してくれれば、3000円払っても買うんだけど

結果、長野初日についてネガティブな感想を書いたことを相当に反省する。次回、静岡2日目がさらに楽しみになった。

(終演後の盛運輸アリーナ)

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翌日は青森空港10時発の飛行機で東京に戻る予定だった。しかし、台風くずれの低気圧のせいで欠航に。次の正午発の便に空席があったので振り替えたが、「これも欠航するかも」と心配になり、飛行機はキャンセルして新青森駅10時39分発の新幹線をスマホで予約した。

9時半ごろホテルを出て、青森駅に向かう途中のドトールでモーニングを食べ始める。「10時すぎの電車に乗って新青森に向かえばいいな」と考えながらスマホでダイヤを調べると、なんと9時52分の電車に乗らないと間に合わない。発車まであと7分。

パンを急いで口に押し込み、店を出る。息を切らして駅に駆け込む。「ひとまずモバイルスイカで改札を抜けよう」と思ったが、あいにく青森駅はスイカに対応していない。焦りつつ新青森までの切符を買う。

階段を上って電車の待つホームへと走る。ホームに下る階段にたどり着いたところで「ドアが閉まります」というアナウンスが聞こえる。半ば諦めながら駆け下りると、電車の横に立っていた駅員さんが私に気付いてドアを開けてくれた。助かった。

5分後に新青森着。「前日のPerfumeと同じく、なんとか間に合ったな」と思いながら下車すると、「新幹線は強風のため運転を見合わせています」というアナウンスが聞こえる。がーん。ドトールでJRサイトの運行状況をチェックしたときは「平常通り」だったのに。

結局、新青森で1時間半待たされた。キャンセルした正午発の飛行機は定刻通り出発したらしい。

盛岡を過ぎたころ、新青森駅で買った「ぜいたく弁当」を食べる、味がちょっと濃いが、予想を大きく上回るおいしさ。おすすめ。