あれから9年。

 
 
 
 
これは1年半後の2012年10月に相馬のローソンで撮った朝焼け。
 
 
とっても力強い光だったな。
 
 
当時、長男小学校2年生、次男年中さん。
 
長男はインフルエンザ真っ最中で、その後の計画停電のときは3人で布団にくるまって暖を取ったけど、不思議とうつらなかった。
 
気を張ってたのかな。
 
 
神奈川もスーパーやガソリンスタンドが長蛇の列になっていたけど、我が家は丸2週間、買い物しないで過ごせました。
 
 
 
当時はまだFacebookはやっておらず、SNSはTwitterと楽天ブログのみでした。
(楽天市場のショップ店長をやっていたので、店長ブログです。)
 
Twitterで帰宅難民の友人たちに配給情報伝えたり、ブログで計画停電情報を伝えたり…
 
メールと電話が使いものにならず、SNSすごいなーと思ったものです。
 
それからすぐ、Facebookも始めました。
 
 
 
車の走れない状況になっていた現地に、楽天店長仲間で「ガンバリヤカー」というリヤカーを送りました。
 
ガンバリヤカーの費用集めのため、また「何か買って応援したい」という声もあり、ガンバリヤカーサイダーの販売もしました。
 
冬、仮設住宅にゆたんぽを送る「ゆたんぽ団」もやりました。
 
 
現地への炊き出しなどは行けなかったので、神奈川からはそれくらいしかできなかった。
 
けど、それくらいでも何かできたのは、SNSのお陰。
SNSでリアルタイムに現地の情報がもらえたから。
 
 
当時、仮設住宅で物資の切り盛りや、こちらとのやり取りをしてくれたHさん。
自分の生活も落ち着かないのに、たくさんの人たちになるべく平等にモノが行き渡るようにするのは、本当に本当にご苦労があったことと思います。
彼女には感謝しかないです。
 
 
 
その後、店長仲間のお陰で、子どもたちも一緒に現地へ行くことができました。
当時のこと、子どもたちも結構覚えています。
“生体験”って大事だなって、ホントに思いました。
 
 
今日のその時間、私は留守にしていましたが、子どもたちも黙祷したそうです。
現地に行ったことで、彼らにとって“自分ごと”になったんだと感じています。
 
(もちろん、そうしなくても“自分ごと”にできます。)
 
 
Yahoo!の「3.11検索」も、みんなでしました。
 
 
 
 
今もまだ自宅に帰れない人がいます。
 
海が怖い人もいるでしょう。
 
9年は長いようで短いのかもしれませんね。
 
 
東日本に限らず、日本中で災害が起きています。
 
日常を取り戻せていない人、
不便を感じている人もたくさんいます。
 
 
 
そのことを忘れず、
これからも自分なりにできることをしていこうと思います。
 
今あるすべてに感謝して。
 
次があるのは当たり前じゃないから
日々、後悔のないような選択をしていきたい。
 
SNSも上手に使うぞー!