あなたの好きなこと、やりたいことは何ですか?


最近の若者は、好きなこと、やりたいことがない、と言われることがあります。

最近の若者って、ひとくくりにするのはいけませんね。

それに、学生のうちに起業したり、ボランティア活動をしたりする若者もかなりいます。
なので、「やりたいことをどんどんやる人」と「見つけられない人」が二極化しているのかな、と思います。


でも、本当に、好きなこと、やりたいことがないのでしょうか??



中学生と話していると、みんな何かしら「好きなこと」を持っています。
「将来の夢」だって、持っている子は多いです。


じゃあいつ、どうして就職する段階になって
「好きなこと、やりたいことがない」となってしまうのでしょうか。



それは、成長するに従い、「できないこと、可能性の低いこと」をどんどん切り捨てて行くからではないでしょうか。



ちょっと振り返ってみてください。

お子さんに
「そんなの無理よ」とか
「できるわけないでしょう」とか言っていませんか?
「あなたはバカね」
「才能ないわね」と言っていませんか?

もしくは、本人が
「オレ、才能ないな…」と言ったとき、
「そうね」と頷いてしまったり
「そ、そんなことないわよー」なんてバレバレの嘘を言ったりしていませんか?


これらすべて、要らない声かけなんです。


確かに本当のことかもしれません。
可能性は限りなくゼロかもしれません。


でも


否定する必要はまったくないのです。


じゃあどうするのか?


「そう、○○になりたいのね。
そのために、今できることはなぁに?」とか
「そうなんだ、じゃあ、朝は○時に起きた方がよさそうだね」など、


“夢を叶えるためにできること”

にフォーカスしてあげるとよいですよね。



実は、前半のような声かけをしてしまうと
「どうせうまくいかない」
「どうせ才能がない」
「どうせ何をやってもダメだ」
などと、自己肯定感が下がり、無気力になります。

こうなると努力なんて無駄、と感じてしまい、ますます夢が遠退きます。

 

はじめは根拠のない自信でもいいと思うんです。

 

「へ~~、そうなんだ!お母さん、そのことあまり知らないから教えてくれる?」

「へ~~~、すごいね!いつの間にそんなに調べたの?お母さんもちょっと今度見てみようかな」

そんな風に、本人の取り組んでいること“そのもの”を認め、

否定する前に一緒に楽しむくらいの姿勢を見せることで、

 

お子さんの好き♡がさらにパワーアップし、

より夢に近づくのではないでしょうか。

 

 

生き生きしている子どもを見たい!という方はぜひ、

お子さんの好き♡を応援してあげてください。

 

これからはヲタクの生きる時代です(笑)

いろんなことを「それなりに」できるのもスゴイけど、

「これだけは誰にも負けないくらい詳しいよ!」というのもとっても素敵♡

 

その「トコトン追及」する姿勢は、社会で必ず生きます。

 

 

今はそれがゲームかもしれない、アニメかもしれない、遊びかもしれない。

いいじゃないですか。これからは「自分で職業を作り出す時代」です。

何が仕事に結びつくかわかりません(笑)

 

好き♡をパワーにする力(能力)

を、ぜひ育ててあげてください。

 

ちなみに

 

お子さんにやってもらいたいことがあるなら、

関心が向くような種まきをしてあげるのもアリです。

子どもが自分で知る世界はまだまだ狭いので、

色々なイベントに連れて行ったり、旅行に連れて行ったり、

さまざまな体験をさせてあげてください。

色々な人に出会い、たくさんの価値観に出会うことで世界が広がります。

 

何もお金の掛かるイベントでなくてもOKです。

お住いの近くの公民館などでは、たくさんの無料イベントもあると思います。

 

触れること、すべてが学びです。

どこでどうつながるかわかりません。

 

ぜひ、その「生体験」をたくさんさせてあげてください。

 

 

人との出会い、

出来事との出会い、

すべてが宝です♡