卒業シーズンが近づいていますね。

 

6年生は卒業式の練習が始まり、

中学生は間もなく受験本番!

高校生は受験真っ最中の人もいれば、

ひと段落してバイトや教習所に通っている人もいることでしょう。

 

12年、15年、18年の子育て、お疲れ様です(*'ω'*)

 

 

さて、今や小学校低学年からファースト携帯がスマホということも少なくないようですが

子どもに携帯を与えるタイミングの1位は「中学校入学時」なんだそうです。

小6~中1の子どもが、口を開けば「携帯買って」しか言わない、なんていう声も結構聞こえてきます(笑)

 

小6のクリスマス~春休みに掛けて、携帯を持たせるケースをたびたび見掛けますが、

そのかなりの確率で

 

「1日で後悔した」

 

という声も聞きます(^^;

 

なぜでしょう?

 

 

それはやはり、子どもが携帯に夢中になり、

他のやるべきことがおざなりになったり、

家族との会話が上の空になったり、

睡眠や食事などの生活にも影響が出るから・・・なのでしょう。

 

 

以前にも書きましたが、私は“使わせて学ばせる派”なので、

携帯を与えることそのものに問題があるわけではありません。

 

ちなみに、我が家は年長さんでキッズケータイデビューしました。

まぁ、それは当時、機器代+使用料3年無料!というキャンペーンをやっていたからなのですけどね(笑)

 

当時はもちろん、周りに携帯を持っている友だちもおらず、

キッズケータイは連絡先も3つくらいしか登録できなかったので、

親子の連絡用・・・それも、保育園に持っていくわけではないので、

お出掛けのときに持っていき、トイレに行くときに持たせるくらいでした。

 

そうやって段階的に使うことができたので、結果的にはちょうどよかったです(笑)

 

 

小学校高学年になっても、当時はまだ周りで持っている子は少なかったですが、

長男の携帯を友だちが勝手に操作し、次男に「バカ」とメールしてきたことがありました。

次男がびっくりして・・・というよりショックを受けて、私に連絡してきました。

なるほど、「人のものを勝手に触ってはいけないこと」

「相手がショックを受けるようなことを遊び半分で送ってはいけないこと」

「携帯は貴重品、その管理について」教える必要があると気づかされました。

 

 

中学生の冬、私の機種変更のタイミングでスマホに変えることにしました。

周囲は春にスマホデビューの子が多かったので、それはそれは色々トラブルが起こっていました。

が、長男がデビューするころには、そういったトラブルもひと段落していたので

特に大きなトラブルはなかったように感じます。

 

トラブルがなかったのは、いわゆる「クラスLINEグループ」のようなものに

参加させなかったことも大きかったと思います。

そもそも、連絡を取る必要性のある限られた友だちとしかつながっていなかったので。

 

「させなかった」というか、「しないことを本人が決めた」という方が正しいかもしれません。

 

 

我が家では、スマホに変えるタイミングで、事前に約束事を決めました。

決めるにあたり、13歳の息子へ、新しいIPHONEと使用契約書です。愛を込めて。母よりを参考にしました。

 

これ、7年前にブームになったものですが、今も色あせない秀逸なものだと思います。

 

 

要は、

●携帯は契約してるのもお金を払っているのも「親」ということを忘れないこと。

●「親子の連絡用」であることを忘れないこと。優先順位、気を付けて。

●文字だけのやり取りの前に、顔を見てコミュニケーションを取ったり、

 野外での経験が大切であることを忘れないこと。

 

ポイントはこの3つかなと。

 

 

子どもはまだまだコミュニケーションを学んでいる途中です。

上手に使えなくて当たり前。

だからこそ、「与えて任せる」だけでなく、「使い方を教えながら使わせる」ようにしたいですよね。

 

 

今、スマホ依存、ネット依存、ゲーム依存の子どもが増えています。

自分をコントロールできない子どものうちに、依存体質にしてしまうことは、罪が大きいなと。

依存してしまうと、自分の意志では止められなくなります。

依存症は病気です。

専門機関を頼ることになります。

 

そうなる前に、携帯と上手に付き合える、“携帯を使える子”をぜひ育てたいですね。

 

 

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