似ているようで違う、このことば。
「特性」とは
・落ち着きがない
・攻撃性がある
・自己発信が弱い
など、ともすると「性格」とも取られかねないものだけど
それぞれに、ちょっとした工夫で過ごしやすくなるやり方があります。
例えば
「落ち着きがない」→原因はなにか?
もし、「視界に情報が多すぎて、キョロキョロしちゃう」なら
視界には余計なものが入らないようにする、など。
最近、教室の前の壁(黒板周辺)の掲示物を減らしている先生も増えていますよね。
これは、そういう特性の生徒が困らないように配慮している可能性が高いです。
例えば
「攻撃性がある」→原因はなにか?
もし、「視覚過敏があるがゆえに人の視線が攻撃に感じ、やり返しで手を挙げてしまう」など。
その場合は、「あなたの洋服がかっこいいねって見てるだけだよ」とか
「あなたではなく、あなたの後ろの子を見ているんだよ」とか
情報を整理してあげるだけで落ち着けることもあります。
例えば
「自己発信が弱い」つまりSOSが出しにくいなら
「困ったときは〇〇先生を呼ぶ」とか、「困ってますカードを出す」とか
ルーティーンを決めてあげることで改善されることもあります。
そんな風に、おとなが「特性」を知り、子どもの困りごとを上手にサポートしてあげることが
子どもの自立につながります。
子どもが自分で上記のような自分の特性に気づくことは難しいです。
おとなになって、あぁ、自分はこれだったんだ・・・と気づく人もいますが、
それまでに何十年と生きにくさを感じてきた・・・なんてこともよく聞きます。
だからこそ、おとなが学ぶこと、大事ですよね。
たまーに、これを「うちの子の個性なんで」と言う人がいます。
うん・・・ことばとして、「個性」でも「特性」でも正直いいのだけど・・・
その攻撃性、そのままでいいの??
お友だちとトラブルになりまくるのって、親も子もしんどくありませんか?
子どもだって、暴力はいけないことだって知っています。
中には、「やめたいけど自分ではやめられない」という子もいます。
そういうことばを聞くと、いつも切なくなります・・・
おとなのハッピーが子どもをハッピーにしますが
子どものハッピーがおとなをハッピーにするのもまた事実。
困りごとに向き合って、みんなでハッピーになれるといいな。
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