10連休が終わりますね~。
明日から日常が戻って来ます。
息子のお弁当作りからスタートです(о´∀`о)


明日から、市・子ども支援課主催の自閉症に関する連続講座に参加します。
日頃、自閉症含む発達障がいの子どもたちとふれ合っているので、今までも色々学んではいますが、
新しい情報が得られるといいなと楽しみにしています。

ここ数年、インクルーシブということばをよく耳にするようになりました。
インクルーシブとは、Wikipediaによると
「インクルーシブ教育(インクルーシブきょういく、英語: Inclusive Education)とは、人間の多様性の尊重等を強化し、障害者が精神的および身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能にするという目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組み。インクルージョン教育と呼ばれることもある。」とのこと。


まぁ、ことばはともかく、
要は、多様化する社会なので、色々な人がいること、
それぞれの特性を知ることで、それぞれが生きやすくなる。
そういう社会にしていく必要があるということ。

これって実は発達障がいに限らず、LGBTQなどもそうだし、
親子、夫婦、兄弟、友人、仕事仲間などなど…
すべての人に関係している人権についての考え方なんですよね。

自分がどういう人なのか、相手がどんな人なのかを知り、
お互いが気持ちよく過ごせるようにする。
そんなシンプルなこと( *´艸`)

インクルーシブというと難しく感じる人もいるとは思いますが、
お近くでインクルーシブに関する講座などがあれば
ぜひ一度聞きに行ってみてください。

社会を変えるには、より多くの人が“知る”ことが必要ですよね。

ちなみに、発達障がいについて思うこと…

研究が進み、特別支援級というのができ、発達障がいと診断された子の一部はそこに属することがあります。
支援級では、ひとりひとりに合わせたカリキュラムが組まれ、特性にも配慮してもらえるので、子どもたちが安心して過ごすことができます。

通常級には給食や音楽など、各自の無理のない範囲で交流に行くのですが…

通常級の子どもたちにとって、支援級の子どもたちは“仲間、同級生”というよりは“お客さん”なんですよね…
これでは、相互理解は進まないと思うのです。

だから、朝は通常級に登校し、HRが終わったら、または同席の難しい授業のみ支援級に行く“取り出し”といわれる方法にすることが、いちばんのインクルーシブ教育なんじゃないかなと。
そうすれば、基本的には同じ教室にいる“クラスの仲間”だし、発達障がい児の保護者も同学年の保護者と知り合えるだろうし、何より、子どもたちから相互理解の機会を奪ってるよなーと思うわけです。

もちろん、支援級の在り方を非難しているのではないですよ。
それを実現するには、支援級の児童一人につき一人の支援員さんが必要だし、そんな予算はないのです。
国の予算から見直さないといけない問題。

でも、この国の未来のためには、必要不可欠なことじゃないのかなーと、日々思っています。