当塾は、中学受験にも対応しています。
しかし、当塾の教科が算数のみであることや、大手塾からの情報を得てほしいこともあり、受験をされる方には、大手の進学塾も受講してもらうようにしています。
やはり、大手進学塾の情報量はものすごいものがあり、うちのような個人塾では手に入らないような情報も沢山おもちです。受験においては、絶対に、有利に働くと思います。
ただ、大手に通う場合でも、集団ではなく「個別指導」の枠に通っている人が多いです。国語や理社などを勉強されていますね。
算数も受講される方も中にはいますが、テキストを共有したり、大手塾で勉強してきたことをフォローしたり、生徒の負担にならないよう気を付けながら指導をしています。もちろん、うちが中心になって、大手塾の先生にフォローにまわってもらうこともあります。
一度、うちの塾を退会されて、大手塾に完全移行された方がいらっしゃいましたが、数ヶ月で戻ってきました。
やはり、「個別指導」とはいえ、大手塾の教え方と、発達障がい児向けの教え方では、勝手が違うのだろうな…とは思います。扱う内容は同じでも、説明の仕方、言葉の使い方（そのお子さんが分かるような言葉しか使わないで説明をする技術）、進めるペースなどは、かなり違うはずです。
ちなみに、中学受験の進学先のランクで言うと、中堅からそれ以下の中学校を志望される方が多いです。
トップ校を狙えるお子さんもいらっしゃいますが、「無理をしないで進学できる学校」を選ぶ傾向が強いかなと感じます。「子どもには中学生活を余裕を持って過ごしてもらいたい」…そんなご希望を持ってらっしゃるご家庭も多いです。
おかげさまで、今まで受験した全員が、自分にあった校風の学校を選んで、第一志望に合格しています。偏差値に惑わされず、振り回されず、志望校との縁を信じて頑張った子たちは、中学進学後も、生活をエンジョイできています。そのことが、何よりだと思います。