もう今日は15日ですかっびっくり


みなさまいかがお過ごしでしょうか?





さて、今日は子どもとの時間、についてです。




お子さんと自宅学習をなさってる方、おそらく共通のことが言えると思うのですが、




子どもとの時間は、こちらの全ての集中を「今」にかけることおすすめします!




例えば、5分程度でこなしてしまうような計算問題があったとします。





そして、その問題で大人が注目すべきは、「どのようにミスをしたか」となると思います。





それが、計算の中でも苦手な「型」の問題なのか、単に集中力の問題なのか。。。



特に、集団学習が苦手なお子さんの場合は、うちのような個別学習の場ですらですよ、、、苦手なパターンが原因というよりも、集中力いかんにかかってる場合が多いです。




もう、20秒くらいの間隔で、集中力が途切れたり、わーっと向かったり、そのような変化がみられます。途切れた時にはちょっとしたミスや、文字や表記の「ゆれ」なんかがみられます。



たった5分の計算問題ですらですよ、そこにはドラマが満載です!子どものメンタルそのものが出てきます!




この子どものメンタルの「ふり幅」を、寄り添ってる大人側が、どこまで詳細に観察できるかが、その後の子どもの学習意欲云々にかかってくると思います。




ふっと、集中力が途切れたときのミスは、特に解説なんかせずに、「やり直し」でよいです。彼らは解き方を分かってるから、分かってる前提で、サラッと流します。特にコメントなどつけずに、当たり前なこととして、「はいこれ、ミスね」と渡します。




子どもは、「あー」と言ってすんなり直します。




集中が途切れたときのミスに関して、もっともらしく解説してみたり、こんな簡単な問題なのに集中力がなかったかな!とか、わざわざ言う必要なんかないのです。




それは、一見、「親切」な声がけのように思いますが、真逆と思います。




大人だって、そうでしょ?5分集中して!と言われても、すぐにできるときもあれば、10秒ごとに途切れる時だってあります。




それ、指摘されたいですか?




私自身、いちいち、集中力を問題にして欲しくはありません。自分でも落ちつかなさが分かってる時には特に、指摘されたくないです。



だから、敢えてサラッと流します。流すことで、自分はこの人に理解されているという安心感から、子どもも落ち着きをとりもどせるからです。少なくとも集中力は、少し伸びます。




この、「サラッと流す」ために、逆に、寄りそう大人側は、ものすごい集中力で子どもを観察するわけです。




いや、「ガン見」するんじゃないですよ。こちらも、あたかも他の作業をしてるふりをして、、、観察し続ける。そして、ミスにはどのような意味があるかを、淡々とみていく。じっと、息をひそめて。




だから、子どもとの時間は、大人の「今」への集中が大事だと思います。




計算問題などをやらせて放置し、あとでマルバツをつけるだけなら、それは既に過去との対話。もう、そこには、「今」のリアルなお子さんの姿はありません。その時の「今」を見てなかったのだから、ミスに対してどう接するかという点などなど、接し方を見誤ります。



特に、集中力が細切れなタイプのお子さんに関しては、より、こちらの集中力、観察力が要求されます。




でも、そこで手抜きをすると、しっぺ返しが必ず来ますね。子どもの機嫌が悪くなったり、なかなか流れがよくない方向にいきます。でもそのお子さんとの「今」に集中していたら、全く問題なく1時間くらいは楽に学習し続けることが可能になる。休憩なんかなくとも、ぶっ続けでもです。




とはいえ、いや、だからこそ、
日々、修行の毎日です口笛




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