年末年初はどのようにお過ごしでしたでしょうか?



私は、ひたすらに子ども達と過ごした日々でした。親戚の子達や近所の子どもたち、2歳から15歳まで幅広い人々と遊ぶ毎日。パワー充電させてもらいました!



勿論、普通に家事や親族の集まりの手伝いなどもあり、へとへとになりましたが、



彼らの見ている世界や表現に触れると、なんだかいつもと違う現実がみえてきます。



今年、我々の間で流行った?ゲームは、これでした!





ワードバスケット!幻冬舍さんから出ているカードゲームです。



しりとりゲームなのですが、場に出てるカードを頭文字として、しりとりしてゆくゲームです。でも、自分が言える言葉は、自分の手持ちカードを語尾にしなきゃいけないという制限があります。



例えば、場に出てるカードが「あ」とします。自分の手持ちカードに「す」があったら、「あいす!」として手持ちカードを出すことができます。手持ちカードが早く無くなった人が勝ちです。



これ、面白いですよ。大人もはまります。大人同士でも、白熱でした(笑)お酒入ってるから?!?!



いやあ、年齢があがればあがるほど、語彙も増えて、子どもたちから思いもよらないワードをきくのが楽しかったですね~




「りんね(輪廻)!」と叫んだ小2の子には驚きました。アニメであったからなのか、輪廻転生を知ってるからなのかキョロキョロ



でも、確実に言えるのは、この「りんね!」という叫びを聞いたゲーム参戦中のちびっこ達、、、次回からは「りんね」を使うようになるってこと。



意味なんか分かってないかもしれない。でも、最初はそれで、いいんです。だんだん、意味を知りたくなってきたら、自ずと聞いてくるので、そしたら教えてあげればいいのだと思います。意味が分からないまま、大人になるかもしれないけど、それでもいつかは意味を知ります。大人だって意味を正確に理解し、学術レベルでも通用するくらいの意味で使う概念なんか、殆ど無いに等しい。でも、漠然とながらも、ある程度の意味をだいだい理解して日々使ってます。



子どもだって同じ。分からないまま使ってみる言葉に沢山触れて、いつかはぼんやりと理解していく。そうやって、子どもは語彙を増やしてゆく。




大事なのは理解できないながらも、沢山の言葉に出会うこと。これですね!



同じトーンのテレビ番組やゲームばかり見てるとよくないのは、新しく触れる語彙が少なくなるからと思います。



多少背伸びした番組なり本、映画、講話など、色んな色の語彙を子どもに感じてほしいなと思います。



今回ご紹介した、しりとりゲームから、そんなことを思いました。




お子さまの語彙力を伸ばしたい方、家族でしりとりゲームを囲んでみてください。



余談ですが、これ、運任せのサイコロゲームなどではないから、勝ち負けを大人がコントロールできるという、、、



負けることが苦手な子にも、ハードルが低いゲームです!徐々に負けることにも慣れていってもらえますね。お薦めです☆


では、今年もよろしくお願いします!