前の記事で説明したモチーフについての補足


※取り急ぎささっと書いたので雑です


「ユリの紋章」について

フランスに関わる意匠として多くの象徴、装飾、芸術などあらゆる場面で古くから用いられています

宗教画の「受胎告知」でガブリエルが手にしているのがユリで純潔、神聖の象徴とされています

また、宗教的には聖三位一体の象徴ともされていてキリスト教と深い関わりのモチーフです

それゆえにヨーロッパでは幅広く用いられています


フランス語でfleur-de-lis(フルールドゥリス)と呼ばれていて日本語に直訳すると「ユリの花」なのですがアイリスの花を様式化した模様だそうです


詳細なデザインは実に多様で上のラフ画のような形状であればユリの紋章と表現できます


ストリートアクセサリーの業界では中世ヨーロッパの装飾をモチーフに扱う事が多いので比較的馴染みのあるデザインではあります


掘り下げるととんでもなく広がって行くモチーフ、由来なので馴染みのない方向けの簡易的補足にとどめておきます



それではこれにて



今回のアイテムは比較的最近のもの
このセットと次に紹介すら一点までが
ブランドとしての活動の画像が残っていたもの



エンゲージリングとマリッジリング
フルセットでのオーダーでした
ネットでの知人からのオーダーで
「順調に結婚まで進んだら知人割引してあげる」
などと冗談めいて話していたら
本気で相談してきてくれたので
本気で割引して製作したアイテム

正直、有名ブライダルショップなどで
同じレベルをオーダーしたら桁が変わる
それくらい割引しましたw
本当は少しサービスする程度でいましたが
デザインの相談をして進める中で
エンゲージのダイアモンドを用意した辺りで
予算のあれこれがありまして
商売苦手なので最終的に大幅割引にw


さて、ひとつひとつの説明



エンゲージリング
ティアラっぽいデザインとの相談から
沢山のラフデザインをあげて
ハートを盛り込みたいと追加要望
アシンメトリーな雰囲気になりました
アクセサリーの知識がないカップルなので
女性があれこれ見てきたもので
要望が二転三転してしまうところが 
苦労であり楽しくもありw

メインのダイアは3.3カラット
脇石を含めた総カラットは3.4
宝石類ほ色々取り扱いましたが
ソーティング付きのダイアモンドは初
流石にテンション上がりました

台座の素材はPT900
プラチナ90%の強度のある素材
プラチナを割る材料も強度を意識して
ルテニウムというレアメタルを選択


マリッジリングの説明


かなり不思議な形状ですw
モチーフは桜の花びら
新婦のリングで新郎にまつわるモチーフ
パッと見ると不安定な形状ですが
装着感を損なわない絶妙な仕上げです
エンゲージリングと重ねた時に
被さるギミックデザイン

こちらも素材はPT900のルテニウム割




ユリモチーフの新郎リング
ユリの紋章をアレンジした
新婦にまつわるモチーフ
平置きしているとわかりにくいですが
装着するとユリの紋章の様に見えます

こちらも素材はPT900のルテニウム割


このオーダーは過去最高に時間を掛けました
ファッション知識がほとんどない二人の
記念アイテムなので手探りで右往左往w
実際にオーダーを受ける前も
有名ブライダルショップ数件の資料と合わせて
うちで出来る見積り相談
知人のブライダル相談に乗る程度のつもりで
結果的にこちらを選んで頂いたこともあり
妥協なく相談を続けました

通常はデザインから完成まで1ヶ月
フルオーダーで悩んでも1ヶ月と少し
このオーダーは納品まで3ヶ月と少しw

採算で言うと自分の労力には見合いませんw
結婚にまつわるワクワクの共有が付加価値
こういう事をしてるからお金持ちにならないw
好きでやってるだけなのです


さて、あらためて記念アイテム製作は好きです
見積りだけなら無料です
場合によっては他ブランドもオススメします
ケースバイケース、それぞれに合う装いを
これが自分のポリシーです
気になった方はお気軽に問い合わせ下さい
各種SNSのDMからどーぞ



それではこれにて
以前に紹介したシンプルなピアスと
同じモチーフのペンダント紹介





そこそこ大きめな作りで
センターには石をセット出来ます
画像の納品したアイテムでは
ルチルクオーツを使用しています
同じサイズ、同じ形状の石でカスタム可

シンプルながら存在感のある仕上がりかなと
彫り込みデザイン部分は重厚な雰囲気に
鏡面仕上げ部分との対比が見所です

何処かのデザインっぽくならず
コテコテしてしまわないように
かなり魂を込めてデザイン製作しました


シンプルでハードなアクセ好きにオススメ
気になった方はお気軽に問い合わせ下さい
各種SNSのDMからどーぞ


それではこれにて