前の記事で説明したモチーフについての補足
※取り急ぎささっと書いたので雑です
「ユリの紋章」について
フランスに関わる意匠として多くの象徴、装飾、芸術などあらゆる場面で古くから用いられています
宗教画の「受胎告知」でガブリエルが手にしているのがユリで純潔、神聖の象徴とされています
また、宗教的には聖三位一体の象徴ともされていてキリスト教と深い関わりのモチーフです
それゆえにヨーロッパでは幅広く用いられています
フランス語でfleur-de-lis(フルールドゥリス)と呼ばれていて日本語に直訳すると「ユリの花」なのですがアイリスの花を様式化した模様だそうです
詳細なデザインは実に多様で上のラフ画のような形状であればユリの紋章と表現できます
ストリートアクセサリーの業界では中世ヨーロッパの装飾をモチーフに扱う事が多いので比較的馴染みのあるデザインではあります
掘り下げるととんでもなく広がって行くモチーフ、由来なので馴染みのない方向けの簡易的補足にとどめておきます
それではこれにて