音楽(主に邦楽)について書いてます。バンド、アイドルなど。 -2ページ目
トイス!!!

いよいよ私の就職活動が活発化してきて最近、ブログを書く時間がなくなってきています。移動時間などを使って上手く書いていきたいです。あと音源をゆっくり聴く時間が欲しい…。ファイトイス自分!!


2/22にPOLYSICSの再録ベストアルバム『Replay!』がリリースされた。これは過去にリリースされた楽曲から選りすぐりのライブ定番曲を現体制でのアレンジで取り直したものだ。最新型にして今のポリを知る入門編として最適の1枚となった。

なんてうたい文句が各ニュース記事や店頭のポップに書いてある。しかし過去に収録されたものと何が違うのかが明確でないため非常に軽いコピーに見えてしまう。(分量的に限界がある為仕方なし)その為、本稿でその差異、楽しみ方、個人的な感想を連ねていきたいと思う。みんなの言う「最新型」って結局のところなんなの?っていう話し。


POLYSICS最大の売りは何と言っても「ライブ」である。そんなの言わずもがなだよ!という人がほとんどだと思うのだがここ数年の流れからも本格的にライブに力を入れている事が伺える。

2010年、3人体制になってからもポリはその勢いを緩める事なく、むしろ加速の一途を辿ってここまできた。生楽器のバランス、曲のアレンジ、作品毎でメキメキと「歪な型」が整ってきた。2010年発売のミニAL『eee-P!!!』でこの体制を形付け、2011年発売『Oh! No! It's Heavy Polysick!!!』で3ピースという以前より増した自由度を存分に見せつけた。2枚のシングルを経て発売したAL『Weeeeeeeeee!!!』ではポリ特有のPOPさ、更にはシーケンス無しという純粋なバンドサウンドのみでも十分「POLYSICS」になるということを示した。

この頃からライブではフミがドラムを叩いたり、ヤノがギターを弾く、ハヤシが踊ったり、3人とも金のポンポンを身に纏うなど奇天烈な演出が増え始めた。中期(ヤノ加入からカヨ脱退まで)までストイックにライブを行い演奏力と轟音でオーディエンスをなぎ倒してきたが今一度バンドを見つめ直した事で純粋に「楽しいライブをしたい」と思うようになったのだと勝手に推察する。初期のようなキテレツハチャメチャ奇想天外なライブに再び戻ろうとしているのだ。

とか思ってた最中、ドロップされた『MEGA OVER DRIVE』には開いた口が塞がらなかった。ギター無し、バッキバキのシンセサウンドにドラムとベースの融合。そして耳をつんざく様なハヤシのシンセサイザー。面白楽しいに移行してたんじゃないの!?と裏切られた気分だった。15年培った演奏力、3人になってからの模索、過去と今が繋がった最強のサウンドになっていた。ていうかこんな音、聴いたこと無いよ!という感じだった。

この曲を中心としたAL『ACTION!!!』は2014年にリリースされた。タイトル通り踊れる曲しか入れなかったと言うハヤシ。中でも「Number Zero」はヴォコーダーがより洗練されておりダークな雰囲気の中に凛とした姿さえ伺える、そして踊れるというそんなナンバーだ。

でも遊び心は忘れていなかった。「発見動物探検隊」ほどしょうもない歌詞の曲はポリ以外には無いだろう。ライブでもハヤシがヘッドライトをつけてヌイグルミに襲われていた。


真面目さと不真面目さが混在し、コレが今のポリなのか!と納得してたら今度はハヤシが遊びだした。

2015年にリリースされた「HEN 愛シリーズ」は名の通りハヤシが偏愛してやまないものを曲にしたアルバムだ。1作目は食べ物、2作目はウルトラ怪獣がテーマになっている。悪ふざけの様なテーマだが大真面目なサウンド、怪獣の鳴き声や、足音までサンプリングし楽曲に組み込む本気っぷり。ここまでやるか!?と正直楽曲よりコンセプトに目と耳が持っていかれてしまった。(でももちろんヘビロテしました)

特にHEN 愛2 (怪獣)の楽曲はライブ映えするものが多く中でも「怪獣チャンネル〜電波怪獣ビーコン登場〜」、「燃えろ!超獣地獄〜一角超獣バキシム登場〜」は圧巻の演奏で震えたのを覚えている。是非チェックしてほしい。(What's This???初回盤BDに収録)


散々何だコレ!?と言わせてきたポリが去年『What's This???』というアルバムを出した。無尽蔵のネタ数にもはや戸惑ってしまった。今や新たなアンセムとなった「SUN ELECTRIC」を始めた「アルプスルンルン」、「春夏秋冬」など全く曲を予想出来ないタイトルに発売前から面を食らい、いざ聴いてみてまた面食らってリスナーとしても嬉しい悲鳴をあげた。「299」は猫の肉球への愛を歌う曲なのだが、何というか自分の悩みがバカバカしく思えてくるほど率直な曲でこの曲が売れれば世界は平和になると思う。いや、本当に。お前の全てをプニプニしてやる!!

この頃、ライブでは食パン、ピコハンが復活したり3人とも楽器を弾かないでダンス、ギガミックスメドレーなどメーターはもう完全に振り切れていた。

また奇跡の3マン(OA、SPゲスト、メインアクト全てPOLYSICS)、2日で100曲(1日目30曲、2日目70曲)や1日で100曲を演奏するなどもう常人の域を超えた企画がドンドン行われていった。このままだとAll Night POLYSICS!!!とかやりそうな勢いだ。


長々と書いてきたがPOLYSICSの最新形は「真面目に不真面目」、「どこまでも楽しむライブ」の2点に尽きる。これを踏まえて2017年2/22に発売された再録ベスト『Replay!』を聴くと今までの軌跡と現在の形が同時に聴こえてくると思う。

個人的にはハヤシのボーカルが聴き取りやすくなった為、歌詞の素っ頓狂さがより顕著に出たと思う。「Digital Coffee」の歌詞は本当に意味わからない。


前の音源の方が良かったという意見をあるとは思うが何故この形でこのアルバムを出したかを踏まえて聴くと違った良さが見えてくるものである。この文章を書いて自分自身も改めて気が付いた事もあり早く再生ボタンを押したくて仕方がない。


皆さんそれぞれのヘビポリライフをお楽しみください!トイス!!!