どうも、八山(やつやま)です。
「おばあちゃん、はさみはどこにあると??」
。。。無視。

「これはターボ(弟)の大学入学の時に植えた白モクレンたい」
へ~ぇ、なるほど。
で、はさみは?
。。。まあ後でいいか。

「あれ見てごらん」
ふんふん。

「青かろーが。笑 あれは熟れきらんかったとよ」
あらら。
しかし、なぜに置きっぱ?
「お隣のおばちゃんが植えたトマトの種が飛んできたのをそんまま植えたんやけどねぇ」
元気に実ったトマトもあったみたい。
まさに“棚からぼたもち”のような“隣からトマト”のお話でした。

梅の木。
そういえば昔からあった“実のなる木”。
昔は他の木の陰に隠れて、
あまり意識したことなかったのに、
こんなに立派な木やったとは。。
それにしてもたかえさん、、
庭と完全に一体化しとる。。
うわっ!?

孫「おばあちゃんっ!!これ蜜っ?」
(あっ!、、、樹液やったかな、、?)
たかえさん「ちがうちがう!(なぜか爆笑) もうこれも年寄りとたい!
ばあちゃん達みたいに年寄りが白髪になったりしわくちゃになるのと一緒たい!フォッフォッフォッ」
孫「あはは~~、、、」
(絶対、普通の樹液や。)
「去年は立派な梅がなって
信恵さん(うちのオカン)が漬けてくれたたい」

梅ジュースや梅酒は、
物心ついた時から毎年、
母方の祖母シズカちゃんが作ってくれよったけど
今年はオカンが漬けたみたい。
夜、オカンにこの日のおばあちゃんとのやり取りを話したら
出してきてくれました。
小さい頃から飲んでいる味とおんなじ。
やっぱりわたしは
うちの梅ジュースが一番好きやと再確認。
わたしもいずれ受け継がなくては。。。
はじめて見る木を発見。

孫「おばあちゃん!この木なんなん??」

近づいて見ると、
枝が摩訶不思議なつくりになっとる。
たかえさん「それがわからんとよ、フォッフォッフォッ」
おばあちゃんのそういうとこ、わたしは好きです。
ところで、この気になる木。誰か知らんかね??
たかえさん「あんたみたいに(庭を)見てくれる人がおってうれしいねぇ~。
いずれもしあんたが行くあてがなくなって
帰ってきた時にはこの場所は残しておくけん、
ここに住みなさい!世の中何が起こるかわからんけん!」
ありがとう、おばあちゃん。
今は、、、気持ちだけ頂いとく。
でも、しゃんしゃんと歩いて、しゃべって。
自慢の庭を見てもらうのがよっぽどうれしかったみたい。
元気に案内する姿を見て、わたしもうれしかった。
二人でこんなにゆっくりしゃべったのは久しぶりやったけんね。
孫「おばあちゃんとか庭の写真、ブログに載せるよ?」
たかえさん「??」
孫「インターネットわかる?」
たかえさん「わかるよ」
孫「インターネットで全世界に発信できる自分の日記よ、
それに今撮った写真、載せるけん」
たかえさん「フォッフォッフォッ」
ところでたかえさん?

、、、もしかして。

結局、小さな野菜を
はさみではなく、手でちぎっているたかえさん。
孫「おばあちゃん、はさみはいいと??」
たかえさん「へっ?!、、、、クックックッ」
、、って、フォッフォッフォッじゃないんかいっ!
終わり。
☆あとがき☆(本のつもりか。笑)
ちょっとまじめに話していいかしら?

昨年冬、本屋さんで目にとまった一冊の本。
これ読んでぼろ泣きしたのと同時に、
なんだか自分が情けなくなった。
よそ様のおばあちゃんの遺言を自分から読んでおいて、
自分家のばあちゃんの生きた言葉をここ数年、ほとんど聞いていない。
なんかあったら心配になるし、
ずっと元気でおってほしいけど、
じゃあ日頃から大切にできているのかな?
昨年11月のおばあちゃんの米寿の誕生日も、
誕生日ってわかっとったのに、うれしかったのに、
結局グダグダと連絡せず。。。
意外と?結構素直じゃないわたし、ダメな孫。
その頃、遅まきながらはじめてちゃんと歌詞まで全部聴いた、
「トイレの神様」でさらに自己嫌悪。。
やけん、年末年始は特に気がかりやった、
“たかえさん”とおしゃべりしようって、
決めとったとです。
それがおばあちゃんの生きがいの庭でできたらサイコーやなって。
さらにそこで撮った庭を、ばあちゃん自身を、
勝手やけど、他の人にも見てもらえたらもっとサイコーやなって。
やけんこんな感じで形にしてみました。
おばあちゃんの言葉を、生きがいを、改めて
孫なりに大切にしたいと思ったお正月。
「オリバは地球に隕石が当たっても死なない」
孫達に、2011年も変わらず悪口言わせてくださいな。
そして次に帰った時には、またさらに進化した庭の案内をよろしくばい。
皆さん、長いのに、最後まで見て&読んでくれてありがとう。
たかえさん、オカンにブログ見せてもらって
びっくり&喜んどったみたい。
最後に、

裏庭から撮ったゆずり葉。
何気にハート型ですねん。
普段からあまりいろんなものに固執はしたくない、
と考えてしまうわたしですが、
なぜか、このゆずり葉だけは
その名の通り、代々受け継いでいってほしいな、、、と。
もし、おばあちゃんの気分以外の何かの理由で切る場合は、
必ず孫にご一報を。。。
「おばあちゃん、はさみはどこにあると??」
。。。無視。

「これはターボ(弟)の大学入学の時に植えた白モクレンたい」
へ~ぇ、なるほど。
で、はさみは?
。。。まあ後でいいか。

「あれ見てごらん」
ふんふん。

「青かろーが。笑 あれは熟れきらんかったとよ」
あらら。
しかし、なぜに置きっぱ?
「お隣のおばちゃんが植えたトマトの種が飛んできたのをそんまま植えたんやけどねぇ」
元気に実ったトマトもあったみたい。
まさに“棚からぼたもち”のような“隣からトマト”のお話でした。

梅の木。
そういえば昔からあった“実のなる木”。
昔は他の木の陰に隠れて、
あまり意識したことなかったのに、
こんなに立派な木やったとは。。
それにしてもたかえさん、、
庭と完全に一体化しとる。。
うわっ!?

孫「おばあちゃんっ!!これ蜜っ?」
(あっ!、、、樹液やったかな、、?)
たかえさん「ちがうちがう!(なぜか爆笑) もうこれも年寄りとたい!
ばあちゃん達みたいに年寄りが白髪になったりしわくちゃになるのと一緒たい!フォッフォッフォッ」
孫「あはは~~、、、」
(絶対、普通の樹液や。)
「去年は立派な梅がなって
信恵さん(うちのオカン)が漬けてくれたたい」

梅ジュースや梅酒は、
物心ついた時から毎年、
母方の祖母シズカちゃんが作ってくれよったけど
今年はオカンが漬けたみたい。
夜、オカンにこの日のおばあちゃんとのやり取りを話したら
出してきてくれました。
小さい頃から飲んでいる味とおんなじ。
やっぱりわたしは
うちの梅ジュースが一番好きやと再確認。
わたしもいずれ受け継がなくては。。。
はじめて見る木を発見。

孫「おばあちゃん!この木なんなん??」

近づいて見ると、
枝が摩訶不思議なつくりになっとる。
たかえさん「それがわからんとよ、フォッフォッフォッ」
おばあちゃんのそういうとこ、わたしは好きです。
ところで、この気になる木。誰か知らんかね??
たかえさん「あんたみたいに(庭を)見てくれる人がおってうれしいねぇ~。
いずれもしあんたが行くあてがなくなって
帰ってきた時にはこの場所は残しておくけん、
ここに住みなさい!世の中何が起こるかわからんけん!」
ありがとう、おばあちゃん。
今は、、、気持ちだけ頂いとく。
でも、しゃんしゃんと歩いて、しゃべって。
自慢の庭を見てもらうのがよっぽどうれしかったみたい。
元気に案内する姿を見て、わたしもうれしかった。
二人でこんなにゆっくりしゃべったのは久しぶりやったけんね。
孫「おばあちゃんとか庭の写真、ブログに載せるよ?」
たかえさん「??」
孫「インターネットわかる?」
たかえさん「わかるよ」
孫「インターネットで全世界に発信できる自分の日記よ、
それに今撮った写真、載せるけん」
たかえさん「フォッフォッフォッ」
ところでたかえさん?

、、、もしかして。

結局、小さな野菜を
はさみではなく、手でちぎっているたかえさん。
孫「おばあちゃん、はさみはいいと??」
たかえさん「へっ?!、、、、クックックッ」
、、って、フォッフォッフォッじゃないんかいっ!
終わり。
☆あとがき☆(本のつもりか。笑)
ちょっとまじめに話していいかしら?

昨年冬、本屋さんで目にとまった一冊の本。
これ読んでぼろ泣きしたのと同時に、
なんだか自分が情けなくなった。
よそ様のおばあちゃんの遺言を自分から読んでおいて、
自分家のばあちゃんの生きた言葉をここ数年、ほとんど聞いていない。
なんかあったら心配になるし、
ずっと元気でおってほしいけど、
じゃあ日頃から大切にできているのかな?
昨年11月のおばあちゃんの米寿の誕生日も、
誕生日ってわかっとったのに、うれしかったのに、
結局グダグダと連絡せず。。。
意外と?結構素直じゃないわたし、ダメな孫。
その頃、遅まきながらはじめてちゃんと歌詞まで全部聴いた、
「トイレの神様」でさらに自己嫌悪。。
やけん、年末年始は特に気がかりやった、
“たかえさん”とおしゃべりしようって、
決めとったとです。
それがおばあちゃんの生きがいの庭でできたらサイコーやなって。
さらにそこで撮った庭を、ばあちゃん自身を、
勝手やけど、他の人にも見てもらえたらもっとサイコーやなって。
やけんこんな感じで形にしてみました。
おばあちゃんの言葉を、生きがいを、改めて
孫なりに大切にしたいと思ったお正月。
「オリバは地球に隕石が当たっても死なない」
孫達に、2011年も変わらず悪口言わせてくださいな。
そして次に帰った時には、またさらに進化した庭の案内をよろしくばい。
皆さん、長いのに、最後まで見て&読んでくれてありがとう。
たかえさん、オカンにブログ見せてもらって
びっくり&喜んどったみたい。
最後に、

裏庭から撮ったゆずり葉。
何気にハート型ですねん。
普段からあまりいろんなものに固執はしたくない、
と考えてしまうわたしですが、
なぜか、このゆずり葉だけは
その名の通り、代々受け継いでいってほしいな、、、と。
もし、おばあちゃんの気分以外の何かの理由で切る場合は、
必ず孫にご一報を。。。