柔軟宮30度 (参照:サビアン占星術 松村 潔)
乙女座30度
「目の前の用事に集中しすぎて聞き逃した間違い電話」
「A false call unheard in attention to immiediate service」
「急ぎの仕事を片付けることに完全に専心しているため一人の男がどんな誘惑にも耳を傾けないでいる」
些細なことに煩わされることなく集中している。ノイズだと思っていたものの方が重要な場合があるということに思い至る。言い間違いに真のメッセージが隠されていてそこを掘り下げると問題の核心に突き当たることもある。聞き逃すと表向きには見えてこない真のチャンスを見失う。自分が関心を向けているものの方が重要であるという断定をしてはいけない。集中しないことで得られるものを追いかけるために集中する。小さいことにこだわり大切なことを見失う。心をからにしておけば知りたいことは自然とわかってくるもの。地である目の前の用事と風である間違い電話の両方に注意を分散させる。
魚座30度
「巨大な石の頭」
「The great stone face」
「人面に似ている巨岩の累層が少年にとっての偉大な理想像となり彼は成長するにしたがいその像に似はじめる」
薔薇になりたいと思った人が現実に薔薇になった時薔薇は自分を意識することはできないため薔薇になったという達成感はない。同化するとはその存在の中に眠ることである。魚座が牡羊座に向かうには柔らかい無形のものに見えたものが石の硬さを持つ必要がある。イメージを形にしていこうとする意志。
乙女座 地を風がさらおうとする
魚座 自然が個性の凝固を助ける
双子座30度
「海水浴をする美女たち」
「Bathing beauties」
「海辺に集まったたくさんの群衆の前の水着を着た美人の行列」
双子座という個人が蟹座という大衆や海にさらされる。社会的な期待に応えるためだけに努力する。個人の才能をアピールするが平凡さの中にのみこまれる。多くの人に自分が何者かを知らせたい。自分がどう見られているかに気を使う。社会が要求する基準や望んでいることを叶えようとする。多くの人の共感を受けやすい。
射手座30度
「法皇」
「The Pope」
「信者を祝福する法皇」
現実社会で目に見えないものの価値の維持者として生きる。集合的願望を個人が通路となることを引き受けた時、偶像的な教祖的な存在となる。自分の思想を自身の存在そのものとして山羊座という信者の前にさらすが、それによって考える力は損なわれていく。自分の知識や思想を大衆にわかりやすく広めその結果として権威を得る。精神的に上の次元に拡大していくことを諦め持っているものを不特定の人に自分を開け放つことで人が集まってくる。上に向かわず横に広がる関係性の中で権威を獲得していく。
双子座 個人の能力をアピールする、蟹座という集団にさらされる
射手座 精神性をアピールする、山羊座という集団にさらされる
柔軟宮30度
新しいステージへの突入力。流動的な環境の中で自分を確実な存在にしている。