「楽曲ガチ勢にこのアイドルソングを 2024年版」

 

>100位~51位

 

>50位~41位

 

>40位~31位

 

>30位~21位

 

>20位~11位

 

>10位~1位

 

 

2024年版・最終順位

第1位 Merry BAD TUNE. 『86 SUMMER FILM』

第2位 feelNEO 『いとしい』

第3位 yosugala 『裸足のまま』

第4位 ≒JOY 『初恋シンデレラ』

第5位 CUTIE STREET 『かわいいだけじゃだめですか?』

第6位 ドラマチックレコード 『好きになってもいいですか』

第7位 JamsCollection 『冬空ラプソディー』

第8位 なみだ色の消しごむ 『ホワイトイノセンス』

第9位 未完成のキャラメル 『ハートシャッター』

第10位 NiziU 『SWEET NONFICTION』

 

第11位 Strawberry Girls 『トワイライトメモリー』

第12位 PiXMiX 『生きていたい』

第13位 O-VER-KiLL 『あくなき鼓動』

第14位 ≒JOY 『だだだ、だって。』

第15位 櫻坂46 『何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう』

第16位 超ときめき♡宣伝部 『リトライ、青春!』

第17位 乃木坂46 『車道側』

第18位 すべての瞬間は君だった。 『初めての恋は、夏だった』

第19位 HIGH SPY DOLL 『愛しい君へ』

第20位 iScream 『ハルジオン』

 

第21位 #Mooove! 『最後の花火』

第22位 ルナリウム 『あの日からの手紙』

第23位 超ときめき♡宣伝部 『最上級にかわいいの!』

第24位 透色ドロップ 『君へ花便り』

第25位 タイトル未定 『群青』

第26位 群青の世界 『季節は君を見捨てない』

第27位 未完成のキャラメル 『あいまいみい!』

第28位 DIALOGUE+ 『FU-TSU-TSU-KA I love you』

第29位 Onephony 『ウォータープルーフガール』

第30位 限りなく白く 『桜色Letter』

 

第31位 Lucky『まっさら』

第32位 idrip 『よくばりヴァンパイア』

第33位 IVYJCT from Prime Stone 『未来の足音』

第34位 STELLASTELLA 『青』

第35位 AKB48 『星が消えないうちに』

第36位 AsIs 『be yourself』

第37位 ドラマチックレコード 『夜空のよすが』

第38位 君とセレンディピティ 『ないしょばなし』

第39位 CANDY TUNE 『必殺あざとポーズ』

第40位 NMB48 TeamN 『夏のDestination』

 

第41位 手羽先センセーション 『スポットライト』

第42位 GILTY×GILTY 『Gmongda Ks.』

第43位 透色ドロップ 『誰かのために』

第44位 NightOwl 『黎明』

第45位 ファントムシータ 『ゾクゾク』

第46位 日向坂46 『君はハニーデュー』

第47位 selfish 『喝采』

第48位 ラフ×ラフ 『パッパッ』

第49位 feelNEO 『嗚呼、美しい』

第50位 僕が見たかった青空 『あの日、僕たちは泣いていた』

 


 

第51位 ≠ME 『夏が来たから』

第52位 AND CaaaLL 『カリスマラプソディ』

第53位 ∴ヒロイン転生 『Step Up! TOKIMEKI』

第54位 すべての瞬間は君だった。 『僕のすべて』

第55位 ダブルヴィー 『夏ドキッ!』

第56位 Wenus 『片想いプロローグ』

第57位 Layn 『言の葉に咲く花』

第58位 MyDearDarlin' 『ハナムケロンリー』

第59位 tipToe. 『シンガーソングトラベラー』

第60位 限りなく白く 『白地図のコンパス』

 

第61位 may in film 『Drawing』

第62位 ドラマチックレコード 『君はソナチネ』

第63位 きっと大切だった 『茜色』

第64位 uijin 『フロム・ドリーム・ハイウェイ』

第65位 透色ドロップ 『雪のカケラ』

第66位 乃木坂46 『助手席をずっと空けていた』

第67位 Stella! 『ヴィーナスカンタービレ』

第68位 遥か、彼方。 『刹那』

第69位 昼夜逆転 『急性きみ中毒♡』

第70位 KAIJU ON THE STAGE 『美味なエブリデイ』

 

第71位 Charm Poche 『予感』

第72位 僕が見たかった青空 『空色の水しぶき』

第73位 BiS 『Sakura』

第74位 きゅ~くる 『一番星』

第75位 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 『New Year's March!』

第76位 FES☆TIVE 『青春ハートビート』

第77位 MyDearDarlin' 『キャラメルミルク』

第78位 =LOVE 『君の第3ボタン』

第79位 Layn 『花束』

第80位 えのぐ 『僕色インフィニティ』

 

第81位 透色ドロップ 『きっと夏のせいだ』

第82位 きっと大切だった 『ヘリオトロープ』

第83位 ライスボール 『まっしぐら』

第84位 太陽と踊れ月夜に唄え 『プラスティック・ショーケース』

第85位 GANG PARADE 『ROCKを止めるな!!』

第86位 ポラライト 『I My Me キミにめまい!』

第87位 ExWHYZ 『ドラマ』

第88位 蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 『Bloom the smile, Bloom the dream!』

第89位 きゅるりんってしてみて 『らぶきゅん♡うぉんてっど』

第90位 虹のコンキスタドール 『ガチ恋ですの♡あいうぉんちゅー!』

 

第91位 KAIJU ON THE STAGE 『ギミキス♡ダーリン』

第92位 Pimm's 『Good bye my darling』

第93位 ≠ME 『ラストチャンス、ラストダンス』

第94位 yosugala 『ろーるぷれいんぐ』

第95位 LINKL PLANET 『ソライロ』

第96位 LOVE9LOVE 『君は光』

第97位 高嶺のなでしこ 『恋を知った世界』

第98位 なみだ色の消しごむ 『アイズ』

第99位 100℃の世界 『100℃の世界』

第100位 WHITE SCORPION 『コヨーテが鳴いている』

 

 

その他・今年(自分の中で)話題になった楽曲

halca

『Good Luck Waker』

(2024年2月28日発売)

 

■MV

 

アニソンアーティストhalcaの10thシングルは、広島県尾道市に住む麻雀好きの女子高生たちの日常を描いたTVアニメ『ぽんのみち』EDテーマ。

halcaの甘くて優しい歌声と爽やかなメロディーが心地良い楽曲。今年はこの曲から始まったと言ってもいい。『ぽんのみち』は最後まで観たし、尾道が近いので聖地巡礼にも行った思い出が蘇る。やっぱりキャラデザが可愛いのが良かった。

ニコ生でのコメントから生まれたサビ後半の空耳「お股だけじゃなくて、風呂も覗きたいの」は本当にそう聞こえてしまうから困る。本当の歌詞は「表だけじゃなくて、裏も覗きたいの」です。

 

 

 

石原夏織

『Gift』

(2024年1月9日配信発売)シングル

(2024年4月24日発売)アルバム

■MV

 

声優の石原夏織の2024年最初の配信リリース楽曲で、TVアニメ『愚かな天使は悪魔と踊る』のED主題歌。3rdアルバム『Calm Scene』にも収録された。

アニメでこのエンディングを聴いて「なんて素敵なメロディーなんだ」と感動し、フルで聴いたらもっと壮大で感動が倍増。天才的に美しいメロディーにすっかり魅了された。今年のNo.1アニソンだと俺は思う。

作曲は栁舘周平。心が温かくなる曲をという石原のリクエストに応え、最高のGiftを贈った一曲。この曲に多くの人が出会って救われますように。

 

 

 

「シカ部」鹿乃子のこ(CV.藩めぐみ)、虎視虎子(CV.藤田咲)、虎視飴子(CV.田辺留依)、馬車芽めめ(CV.和泉風花)

『シカ色デイズ』

(2024年7月8日発売)

■MV

 

TVアニメ『しかのこのこのここしたんたん』のOP主題歌。主演キャストによる歌唱楽曲。

今年のアニソン最大のインパクトはこの曲。「しかのこのこのここしたんたん」のリズムが頭の中を駆け巡って止まらない。歌詞はカオスすぎてよくわからないが楽しそう。一時期流行りまくったが曲以外なにも記憶に残っていない。アニメを最後まで観た人も意味がわからないと言っていた。なんだったんだこのアニメは……。

 

 

 

小玉ひかり

『チャージ!』

(2024年8月28日配信発売)

■MV

 

シンガーソングライター小玉ひかりの2ndシングル。アニメ『女神のカフェテラス』の2期OP主題歌。

今年のアニソンでは2番目に好きなのがこの曲。キュート&ポップな恋愛ソング。「メイビーすぐ足りなくなるけどね?今は満タンにして」の下っていくメロが最高。これを作詞・作曲した小玉ひかりはすごいな。

曲自体は愛し合う普通のカップル夫婦のように思えたが、MVを見たら人間とアンドロイドとの関係っぽく描いてあるのも面白いところ。

 

 

 

fhána

『天使たちの歌』

(2024年7月4日配信発売)

■MV

 

アニソンアーティスト「fhána(ファナ)」のシングルで、『義妹生活』のOPテーマ。

PCゲーム『ONE.』の『永遠という光』でfhánaを好きになったのですが、良い意味で平成名作PCゲーム主題歌的なサウンドに惹かれました。towanaの伸びやかで透明感のあるヴォーカルが気持ちよくて、聴いた後は清々しい気持ちになる。本当にいい声してる。Cメロからラスサビにかけて高音とフェイクが続く難しそうなところも綺麗。文学的なMVもセンス良くて素敵です。

 

 

 

天乃リリサ(CV.前田佳織里)、橘美花莉(CV.鬼頭明里)

『Watch Me』

(2024年8月1日配信発売)

■アニメノンクレジットED

 

主演キャストの前田佳織里と鬼頭明里が歌唱しているTVアニメ『2.5次元の誘惑』のED主題歌。

今年の9月頃にTikTokでこの曲の踊ってみた投稿がバズった。やはり踊るアニメEDは昔から真似したくなる人が続出する傾向があるのか?アニメ自体を見れていないのでそれ以上はなにも書くことがない……。評判を見ると良さげなアニメっぽそう?

 

 

 

YOASOBI

『UNDEAD』

(2024年7月1日配信発売)

■MV

 

大人気アーティストYOASOBIが楽曲を提供するアニメ『<物語>シリーズ オフ&モンスターシーズン』の主題歌。

理解が追いつかないほどハイスピードで言葉が押し寄せてくる新時代のテクノポップ。「UNDEAD」と「古今東西ピースピース」の合いの手が気持ちいい。転調しまくり変拍子も多いのにこんなのよく歌えるなぁ……。YOASOBI半端ないって。

MVもシャフトが製作しているからクオリティー半端ないって。『君の知らない物語』や『まどかマギカ』『白金ディスコ』のオマージュやシャフ度など全部入ってるもん。そんなん(著作権的に)できひんやん普通。

 

 

 

YOASOBI

『舞台に立って』

(2024年7月26日配信発売)

■MV

 

同じYOASOBIの曲でも、こちらは幅広い年齢層に受けそうな応援ソング。

『はなれたふたり』、『パラレルレーン』、『終わらないデュース』という3作の漫画原作からインスピレーションを受けた楽曲で、原作の漫画は葛藤や障害を抱えた主人公が、スポーツを通して友情や恋愛を育むというもの。その3作を小説にした『舞台に立って』を楽曲化している。「NHKスポーツテーマ2024」のテーマソング。

今年はパリオリンピックが開催され、その時にこの曲が流れた。日本人が大活躍してメダルラッシュに熱狂したあの感動が曲を聴くだけで蘇る。サビに向かってテンションが上がるので「さあやるぞ」という闘志が湧いてくる。いい曲です。

 

 

 

Ado

『桜日和とタイムマシン with 初音ミク』

(2024年10月24日発売)

■MV

 

■ライブ動画

 

Adoと初音ミク、次元の壁を超えた2人の歌姫の共演。10月24日のAdoの22歳の誕生日に初の両A面CDシングル『桜日和とタイムマシーン/初夏』として発売された。

とくに国立競技場で初披露されたライブ映像は、歌手になったきっかけが初音ミクと言う子供の頃からの憧れの存在との共演に、あのAdoが感極まって涙声になっている。CDジャケットのイラストが、小学生のAdoと初音ミクが対面しているのもエモい。

作曲はまふまふ。まふまふってこんないい曲作る人なのか。みけねこの件でいろいろ大変だったろうに……。Adoが初めて行ったライブがまふまふのライブだったそうで、初音ミクと並んで昔から憧れていたまふまふに、この特別な日にふさわしい青春の一曲を書いてもらいたいと頼んだらしい。

 

 

 

星座百景グレート

『僕はスーパーヒーローになる』

(2024年3月31日配信発売)

■MV

 

シンデレラアカデミー所属の4人組アイドル「星座百景グレート」の改名後7作目の配信シングル。

このMVは今年の「このアイドルMVがすごい!」第1位でしょう。戦隊ヒーローものの漫画に見入ってしまうこと間違いなし。なかなか熱くて感動する。そのぶん、初見は漫画の台詞を追ったせいで歌詞がまったく入ってこなかったが……。バッハの「小フーガ ト短調 BWV578」に歌をつけているのは面白い。

この曲は、諦めないで頑張れば誰もが夢をつかめるという応援ソング。実際にメンバーがどんどんいなくなって一度解散が決定したのに撤回、グループ継続の危機に何度も陥りながらも活動を続ける彼女たちだからこその説得力がある。

 

 

 

ILLIT

『Magnetic』

(2024年3月25日発売)

■MV

 

今年3月にデビューした韓国の5人組ガールズグループ「ILLIT(アイリット)」の1stEP『SUPER REAL ME』の収録曲。

3月・4月にTikTokでこの曲の踊ってみた動画が大バズり。癖になる「You You You You」のリズム、「U U U U U U U U」のところの複雑な指の動きが面白くてみんな真似していた。K-POPはサビをほぼ歌わなかったり同じ単語をリズミカルに繰り返すことが多いけど、強いメロディー作ったもん勝ちみたいな流行があるのかな。

韓国のグループだが、イロハとモカの2人が日本人なので親近感がある。日本のテレビ番組でガンバレルーヤとダンスを踊っていた。俺はバブ可愛いウォンヒ推し。実は3月のブログでいち早くILLITに注目していたのだが、まさか日本の紅白歌合戦にまで出演することになるとは思いませんでした。すげえ。

 

 

 

MADEIN

『UNO』

(2024年9月3日配信発売)

■MV

 

韓国の「143エンターテインメント」から今年9月にデビューした7人組ガールズグループ「MADEIN(メイディン)」の1stEP『RISE』リード楽曲。

テクノやトランスのような耳に残る不思議な音楽。「Time Time Time」「Fly Fly Fly」「Run Run Run」とこちらも繰り返しが多いし、サビ前半ほぼ歌わない系の楽曲。

実は「Kep1er(ケプラー)」が一度解散した時に、離脱したマシロとカン・イェソがここに加入している。「日プ」出演者もいて、韓国人3人、日本人4人というバランスも珍しい。ただしデビュー直後、MVにちょっとした炎上騒動があってケチがついてしまった。生成AIによるメンバーの顔を加工した演出があるせいで、批判が殺到しコメント欄が封鎖されている。

 

 

 

SEO EVE

『#Malatanghulu』

(2024年4月17日配信発売)

■MV

 

今年夏頃にTikTokで突然流行った曲。「先輩!マーラータンおごってください。タンフルも一緒に」という流れで始まる。「タンタンフルフル、タンタンタンフルルルル」というリズムが中毒性高すぎ。銃を撃つような振りも面白くてウケた。

『マラタンフル』は「マーラータン(辛いスープ)」と「タンフル(フルーツ飴)」を掛け合わせた韓国の流行語。マーラータンは辛い、タンフルは甘いので2つ合わせて食べると甘しょっぱくていくらでも食べられるみたいな意味があるらしい。

歌っている「SEO EVE(ソイブ)」はアイドルではなく、まだ小学生のキッズクリエイターというから驚きだ。

 

 

 

ときのそら

『はじまりは一直線』

(2024年3月6日配信発売)

■フル音源

 

ホロライブのアイドルVTuberときのそらの配信アルバム『STAR STAR☆T』に収録された楽曲。

ときのそらと言えば綺麗な高音。その高音の魅力をたっぷり堪能できる一曲。最初に文字を書いた時の気持ちを歌った曲であるが、新しいことへの第一歩を踏み出した時の不安な気持ちを表現した歌でもある。ホロライブの始祖として最初にデビューして、まっすぐ「一直線」に進んできたときのそらだからこそ曲に説得力が生まれている。続けようか悩んだ時もあったのだろうと思うし、続けてきたからこそ今があるのだと思うと泣けてくる。もっと評価されてほしい隠れた名曲。

 

 

 

星街すいせい

『ビビデバ』

(2024年3月23日配信発売)

(2024年8月7日発売)CD

■MV

 

ホロライブのVTuberアイドルであり歌姫・星街すいせいの15作目の配信シングル。8月にはCDとしても発売。

グリム童話「シンデレラ」をモチーフにしたオシャレなダンスポップ。耳に残るキャッチーでリズミカルな「BIBBIDI BOBBIDI BOOWA」や真似したくなる振付がウケて、今年のVTuberソングのNo.1ヒットとなった。

YouTubeのMV再生回数が1億を突破。実写とアニメが融合したディズニー的でありつつコメディ要素もたっぷり入った面白い映像です。最後ガラスのシューズなんかいらないとばかりに捨ててあるのが、すいちゃんらしくていい。

 

 

 

宝鐘マリン

『パイパイ仮面でどうかしらん?』

(2024年9月16日配信発売)

■MV

 

YouTube登録者数360万人超えのホロライブのVTuber宝鐘マリンの配信シングル。2年連続でFNS歌謡祭にも出演してお茶の間を凍らせた沸騰させた。Xのトレンドにも入って話題に。

昨年は『美少女無罪♡パイレーツ』がヒットし、その勢いに乗ってまたまた攻めた内容の楽曲を出して来たマリン船長。犯罪者の元彼への未練を断ち切り、パイパイ仮面として1人で怪盗を続けるという内容の歌詞だが、「パイ」が「おっぱい」のことだとは一言も言っておらず、卑猥に聞こえてしまうかどうかは視聴者次第。

MVは相変わらずアニメーションのクオリティーが高いし、センシティブ判定すれすれを狙って我々を楽しませてくれている。演歌パートで港が出て「疲れた時には戻っておいで」は、今年卒業した湊あくあへのメッセージだとか。

 

 

 

大神ミオ

『小心旅行』

(2024年8月21日配信発売)

■MV

 

ホロライブのVTuber大神ミオの配信シングル。

「小心」と「傷心」をかけた失恋ソング。最後に小さく「うん」と聞こえるのが、小さな旅の後に家に戻って気持ちを切り替えようとしている感じがいい。

この曲をリリースする前、大神ミオは急性膵炎で長期の休養期間に入っていた。イントロの前に足音で「どこか遠くに行ってしまう」感を出してくるのはズルい。最後が「ただいま。帰ったよ。」なのもズルい。泣いてしまうやん。

実はこの曲は「ホロGTA」で白上フブキ演じる医院長がドライブ中のBGMに流したことで知った曲。曲が終わる頃にパン屋の前に着いて「幸せそうだ……」と言う場面や、22時にこの曲をかけ終わった直後にケツ洗車からのミオから断りの電話がかかって来るという奇跡もあって、この曲は涙無しで聴けない体になってしまった。

 

 

 

FUWAMOCO

『Born to be “BAU”DOL★』

(2024年8月2日配信発売)

■MV

 

ホロライブENの3期生「-Advent-」所属の魔界乃番犬シスターズ「FUWAMOCO(フワモコ)」の1stオリジナルソング。

フワモコは、フワワとモココという実際の双子姉妹によるVTuber。姉妹そろって日本語が上手なので日本語の曲でも違和感なし。曲自体かなりキャッチーで「BAU BAU」の合いの手が楽しい。初代プレステ時代に作ったような低クオリティーポリゴンで踊るのは逆に新鮮で面白かった。

こちらも「ホロGTA」で何度も聴いた曲。パン屋などのテレビモニターをジャックして「バウドル」を流す「バウテロ」によって、見事にこの曲が耳から離れなくなりました。実際に一卵性双子児の姉妹だけに2人の息もピッタリで、「ホロGTA」では数々の暴走で視聴者を楽しませてくれた。戌神ころねが発した「バウバウ言えばいいと思ってるだろ!」とか白上フブキ医院長の「フ~ワ~モ~コ~!」が今でも蘇ってくる。

 

 

 

HIMEHINA

『愛包ダンスホール

(2023年12月15日配信発売)

■MV

 

バーチャルアーティストユニット「HIMEHINA(ヒメヒナ)」の14th配信シングル『愛包(あいぱい)ダンスホール』

これもTikTokやYouTubeショートでみんな踊って流行っていた印象がある。「パイ」を繰り返したり「惚れ惚れよ」のリズム、早口なラップ調の言葉遊びがクセになるEDM。

MVの可愛いダンスとセクシーなキラキラ衣装がいいし、カメラワークもかっこいい。『Mr.VIRTUALIZER』を思わせる豪華バックダンサーもすごい。黎明期からVTuberソング界を牽引してきたヒメヒナだからこその贅沢なコラボ。

 

 

 

茶太

『illuminate』

(2024年)

■OPムービー

 

かつてエルフが発売して一世を風靡したPC美少女ゲーム『同級生2』のリメイク版『同級生2リメイク』のOP主題歌。

幻想的で心癒やされる、冬に聴きたい良曲。ストリングス(バイオリン)が恋の切なさを醸し出している。「今君と」の伸びやかな歌声とアウトロのメロディーが綺麗なハーモニーを奏でて感動的。

ゲーム自体は前作は竹井正樹先生の絵を、今風にすめらぎ琥珀先生が描き直した程度で物足りなかったが、2のリメイクはHシーンの追加があるので評価が高い。俺はサターン移植版の1と2をプレイしているが、どちらも全キャラクリアとまではいかないが攻略本を見ながら相当やりこんだ。キャラの中では舞島可憐というアイドルキャラが好きだったので、それが今のアイドル好きに繋がっているのかもしれないなぁ。って、ギャルっぽい見た目が好きなだけか。

 

 

 

『きみがいちばんばんばんざ~い!』

(2024年4月26日)

■OPムービー

 

SMEEのPC美少女ゲーム『ラブピカルポッピー!』OP主題歌。

たたみかけてくるワードセンスと電子音のリズムの合わせ方が天才的な面白くて楽しい電波ソング。何を言ってるのかよくわからんが、意味を考えることが無意味なので頭空っぽで楽しもう。「ぴんぽんぱんぽん」の振りのとこが好き。ぷよぷよの連鎖は笑った。

 

 

 

Faylan

『Path to glory』

(2024年)

■OPムービー

 

まどそふとのPCゲーム『セレクトオブリージュ』OP主題歌。

これは疾走感があってテンション上がる、めっちゃかっこいいロックサウンド。ムービーもシルエットを使ったりスタイリッシュな印象だ。さすがElements Garden。飛蘭(Faylan)のパワフルでハスキーな歌声とも合ってるし、サビが長めなのはお得感がある。いい意味でまどそふとらしくないところが逆に良かった。

 

●紹介しきれないので

文章でその他おすすめ。

・POKEMON 『POKEDANCE』

・Christell 『Dubidubidu』(猫ミーム)

・ROSÉ & Bruno Mars 『APT.』

・乃紫 『全方向美少女』

・小片リサ 『映画の趣味が合うだけ』

・宮本佳林 『ポラリス・コンパス』

・湊あくあ 『uni-birth』

・儒烏風亭らでん 『まいたけダンス』

・柏木由紀 『最後の最後まで』

・きのホ。 『TEA』

・こはならむ 『恋してる自分すら愛せるんだ』

・Uru 『アンビバレント』

・ウタヒメドリームオールスターズ 『ノーギフテッド』

 

2024年総評

というわけで今年の第1位は

Merry BAD TUNE.の

『86 SUMMER FILM』に決定しました。

初めて聴いた人には「これが1位なの?」と

訝しく思われるかもしれない。

2位の『いとしい』も

初見でガツンとくる強さじゃなくて

何度も聴くうちに良さが

わかってくるタイプの曲なので

何度も聴いてもらえたらいいなぁ。

 

それと最近YouTubeで

楽器の音や曲の構成とか

音楽用語とか少し勉強している。

俺はミステリのトリックや伏線を

読み解くのが好きなんで

なんでこの曲はキャッチーなんだろうとか

音楽の仕組みを解いてみるのも

面白いと感じるようになってきました。

日々勉強ですね。

 

 

――以上で終了です。

長時間おつきあいありがとうございます。

ではまた来年会えたら会いましょう。

 

最後に2024年の

アイドルソングまとめの再生リスト。