想定外の話①
想定外・・・・考えている範囲内にないこと・予想の範囲にないこと
ここで大事なのは、では一体「誰の」想定外なのか?
想定できる人もいるし、できない又はしない人がいる
結局はそういう事なんですね。
もう10年以上前のことです
その頃はまだ米屋ではなかったのですが、勤務地はその頃から江戸川区だった私。
丸の内に勤務していた都会っ子の彼女(今の奥さん)と比べ
電車・バスを利用することなんて皆無でした。
ある日のこと、「横浜中華街」に行こう!ってことになりました。
普段は電車に乗らない私は、ちょっとはしゃいでしまい
「せっかく電車乗るなら、新幹線に乗りたい」と・・・
・・・・・なんだ? せっかくって
今思えば、なんて面倒くさいオトコなんだと思いますが
よく付き合ってくれました。結局、新幹線に乗って「新横浜」へ行くことにしました。
東京駅で新幹線に乗り込み、いざ、中華街へ!
待っていろ!エビチリ・・そして点心たちよ!
・・・・・・・・しばらくすると、見えてはいけないものが目に飛び込んできました
「・・・・・今さ・・・・「し ず お か」って書いてあったけど・・・駅に・・」
お茶したいわけじゃなくて、エビチリが食べたいのに・・
「そんなわけないじゃん~」
「・・・・見間違いかな・・・」
まだ気付かない二人
・・・・・・それから・・・・・・・・
「・・・・・今さ・・・・「は ま ま つ」って書いてあったよ これホント 駅に」
もう、うなぎパイじゃないか!
「・・・・たしかに、だいぶ時間たったよね・・・・でも、まさか・・」
・・・ってそんなレベルの話じゃないでしょ(-。-;)
ほどなくして、車掌さんが切符を拝見~ってきました
「あの・・・えーと・・・・・・新横浜に行きたいんですけど」
すると、車掌さん・・
「あたー!これ次 名古屋まで止まんないよ~!」
・・・車掌さん あたー!って・・・なんでそんなにノリノリですか?
みそかつ食べて帰るしかないな こりゃ
②につづきます