風評被害と自己防衛
風評被害
この言葉の定義がハッキリとしていませんが
今回、出荷停止や自粛に追い込まれてしまった産地の皆様におきましては
その心情は量りしれません。
風評とは、噂とか流言のことですが
それが「生命などに関わる重要度が高いもの」
そして、「真実がどうかが判断し難いもの」
この2つが揃ってしまっている場合、人間は自己防衛のための行動をとります。
放射性物質は、容赦なく土の上、そして中をも汚染していきます。
「・・・ただちに影響はない・・・」
では、「後々には影響がある・・・かも」ということでしょうか?
数十年後の我が子の事を思うと
やはり危険な可能性のあるものは、できうる限り避けたいと思ってしまいます。
万が一にも、子どもたちにそんなものを背負わせたくないですから。。。
そして、これほどの大規模な原発事故は、日本ではもちろん初めてですから
仕方がない部分もあるのでしょうが、あまりにも情報が不確かです。
報道には、ある程度のバイアスがかかる事は仕方ないことですが
防衛方法も危険性もハッキリしないため、やみくもに忌避するしかありません。
それが、ただの噂によるものなのか
それとも、致しかたない防衛によるものなのか
判断が難しいところですね。
1つだけハッキリしているのは
「原発は安心」というのは、一概には言えない 【風評】だという事くらいです。。。