シンガポール
昨日、大手製鉄会社が経営統合するとのニュースがありました。
その中で、
「日本は鉄・自動車など、輸出で外貨を稼ぎ、それで食糧を買えばいい」
「それが、日本の自由貿易の正しいあり方」
みたいなことを言ってました。
突然ですが、TPPにも参加している
シンガポールのお話
東南アジア最大の工業国であり、金融センター。
他にも観光分野やIT分野に力を入れている国です。
シンガポールの食料自給率は、限りなくゼロ%に近いそうです。
シンガポールの食料安全保障の考え方は
簡単に言うと「まわりの国と仲良くする」というもの。
思い切った政策ではありますが、承知の上での国の選択です。
面積は日本の約530分の1(佐渡島より小さい)
人口は日本の約27分の1(人口密度は東京以上)
食糧どころか、国土が小さい上に、高低差もなく
水も自給できてないんです。
マレーシアから水を買ってるんです。
シンガポールは1965年にマレーシアから独立した国です。
それなのに、「水の価格を100倍に上げる」
ってマレーシアに言われてしまっています。
苦しいですね(´_`。)
そんなシンガポールは、まず水の自給率アップを目指しています。
・・・なるほど、日本もシンガポールに倣って
食糧自給率なんか気にしないで、買えばいいって事ですか?
でも、きっとシンガポールには、こう言われると思います。
「あ~あ、もったいない」って┐( ̄ヘ ̄)┌