こんにちは、Kaodaleです
いつもいいね!有難うございます。
今回はADHD(注意欠陥・多動性障害)の原因は?遺伝する確率は?
自分の子供が発達障害と診断されると、原因は?
と考え込んでしまうママは沢山いると思います。
そして、その子の為に何ができるのだどうか?調べたりしている人もいると思います。
私もその一人でした。何冊ノートに症状を調べまとめただろうか・・・
少しずつですがまとめた事を記載していきますね!
ADHD(注意欠陥・多動性障害)は英語でAttention Deficit Hyperactivity Disorderの略で、
- 不注意(集中力がない)
- 多動性(じっとしていられない)
- 衝動性(考えずに行動してしまう)
この3つの症状がみられる発達障害の事です。
ADHD(注意欠陥・多動性障害)の詳しい原因は残念ながらまだ解明されていませんが、先天性の障害と言われています。
ADHDの症状の発現時期は1人1人異なります。
何らかの困難に直面したり症状に気づいたりしてから、診断を受けるケースがほとんどの為、明確にはわかっていません。
一般的には生後すぐには症状の確認はできず、2歳頃から少しずつ症状がみられるようになると言われています。
保育園や幼稚園に通うようになる3~4歳ごろは自立する事を覚えたり、集団・社会のルールを学び始める時期になりますが、
- 集団での行動が難しい
- 先生の話、指示を聞く事ができない
- 席に座る事、座っている事ができない
- 落ち着きがない
- 癇癪をおこしやすい
などのADHD(注意欠陥・多動性障害)の詳しい原因は残念ながらまだ解明されていませんが、先天性の障害多動性の症状が同年代の子に比べて目立つようになると言われています。
小学校に上がる7歳ごろになるとはっきりと症状がみられるようになる為、ADHDの確定診断がされる場合が多くなります。
ADHDの症状が起こる確かな原因は残念ながらまだ解明されていませんが主に、
- 遺伝的要因による脳の機能障害説
- 環境的要因説
があり議論や研究が重ねられています。
現在、有力だとされている要因は、脳の前頭前野部分の機能障害です。
研究からADHDの人は、行動等をコントロールしている神経系に機能異常があるではないかと考えられています。
前頭葉は脳の前部分にあり様々な働きをしています。
- 物事を整理整頓する
- 論理的に考えたりする
- 注意を持続させる
- 行動をコントロールさせる
ADHDの人は、この部分の働きに何らかの偏りや異常があり、うまく働いていないのではないかと考えられています。
前頭葉が働くためには、ドーパミン(神経伝達物質)がニューロン(脳を構成させる神経細胞)によって運ばれなくてはなりません。
ADHDの人の場合、ニューロンによってドーパミンがうまく運ばれず、前頭葉の働きが弱くなってしまうと考えられているのです。
それが原因で、「多動」、「衝動」、「不注意」の特徴が現れます。
また、五感から刺激を敏感に感じ取ってしまう傾向があります。それも前頭葉の動きが弱いからと言われているのです。
思考より、五感からの刺激を敏感に感じ取ってしまい感覚を過剰に感じてしまうので理論的に考えたり集中することが苦手となる傾向がありあます。
最近では、遺伝的要因とともに、胎児期、発育期の環境的要因も相互に影響を及ぼすと言われていますが、はっきりとした因果関係についての結論は出ていません。
今のところ先天的な遺伝的要因による脳の機能異常があり、それが様々な環境的要因と相互に影響しあってADHDの症状になると考えられるので、親の育て方や、しつけが直接の原因と言う説は誤解です。
ADHDは脳の機能障害であると考えられており、遺伝的要因が関連するという研究結果も出ています。遺伝確率を表すことはできませんが、ゼロであるとは言い切れません。
現在、双生児研究や家族性についても研究されているそうです。
遺伝子が一致する一卵性双生児でも100%の確率で発現しないというデータがあります。
単純に親がADHDだからといって、子どもにADHDが遺伝するということではありません。
生まれる前にADHDを検査する方法はあるのか?
生まれる前に赤ちゃんの病気や障害の有無を調べる出生前診断があり、認知度も高くなってきましたよね。
超音波検査・NIPT・絨毛(じゅうもう)検査・NT超音波検査・母体血清マーカー・羊水検査・新出生前検査・胎児ドッグなど様々な出生前診断がありますが、ADHDが出産前にわかる検査や診断は残念ながらありません。