拘留者の1日の生活をざっと見ていきましょう。
おもしろいのは、日中13時から15時に「午後の睡眠」が設定されていることでしょうか。
この時間帯は入浴・運動もなく、就寝時と同じくトイレの水を流すのも禁止で、
(その間はバケツなどに汲み置きの水を遣う)
面会や医務への移動以外はとにかく静かにしていることを要求されます。
拘置所では留置場と異なり、
昼間の時間帯は体調不良を除き原則的に横になってはならず、
部屋では必ず座っていなければなりません。
椅子やソファがあるわけではないのであぐらで座るしかなく、
けっこう足腰に負担がかかりますので、
それを軽減するための措置のようでした。